
文の助茶屋
昔から贔屓の店ですが、高台寺前にあった店が好きでした。今はないです。
名古屋では高島屋に入っていますね。東京ではたまに「京都展」みたいなのに出店したりするのでお馴染み。
冬にお抹茶とともに和むもよし、夏に冷や冷やのわらびもちを頬張るもよし。
なにしろやはり百貨店の催事場で買って家で食べるよりも、京都のお店で食べるものほど美味いものはなし。
中華街に行って僕が必ず立ち寄る店が「謝甜記(しゃてんき)」です。
中華街に行く、というより「中華街の雰囲気を味わいつつ謝甜記に行く」と言った方がいいくらい、謝甜記にしか行きません。
中華粥の専門店。豪壮な造りで値も張る高級な店よりも、リーズナブルで手軽に美味いものを食えるこの店の方が、こと中華街に関しては好きです。
いつも行く壱号店が休みだったので、弐号店に初めて行きました。
当然中華粥を注文。僕が知る限り、この店の中華粥は一番濃く、一番美味しいですね。中途半端な中華粥しか食べたことがない人は概念が変わると思います。
なんぼほど米を溶かしてんねん!と思わせます。牛肉かゆ、鶏かゆ、海鮮かゆ、海老かゆ、貝柱かゆなどなどの種類の粥があります。
そしてここに来ていつも注文するのが、梅みそ付き鶏唐揚げ。… 全文を表示
三重県 伊勢志摩。
日本も様々なリゾート地と言われるところがあるが、伊勢志摩はまた独特の雰囲気を醸し出す場所である。
温泉地やリゾート地というものは、皆がリラックスしに行く土地。
しかし、伊勢志摩は元来そこに住む人々がのんびりとした性質であること、さらに伊勢志摩の複雑に入り組んだ海岸地形が湾をつくり、海が穏やかであることも相まって「ゆったり感」を生んでいる。
このゆったり感は離島などのそれとはまた異なる。
伊勢志摩の人々は言う。 全文を表示
この独特の雰囲気は、やはり伊勢神宮があるからだと。
神に守られているのだと。
僕もそういう「気」はなんとなく感じる。…
長野県昼神温泉。
下伊那郡の西部、阿智村にある。
阿智村の清流を挟むように旅館が点在する昼神温泉郷は、大温泉街があるわけではない。
田舎の風情が薫る場所である。
その中で22時間の旅館滞在をいかに楽しむか。
ここがポイントになる。
もちろん川縁を歩いたり、朝市を楽しんだり。。。といった外出してのイベントもあるにはあるのだが、
基本は旅館内でゆったりし、田舎の風情を満喫するのがポイントの温泉地/温泉旅館だ。
この宿は一言で言えば「サプライズな宿」。 全文を表示
とかく滞在中、宿の中で様々なサプライズが待ち受けている。…
飛騨の小京都 高山。
「小京都」とされている町がいくつかるかご存知か?
実に全国に50ある。
どこも珠玉の町だ。
しかしこの高山という町、古都の町並み、市内中心を流れる宮川、東山地区、高山城あたりからの眺めなど、
京都ほど大きくはないけれど「あ、京都と似ている」と本当に思わせる。
上品で粋な町並みであり、春秋の高山祭りは大いに賑わう。
さてそんな高山に名旅館は多かれど、本陣平野屋の名は全国に轟くといっても過言ではない。 全文を表示
この宿、いわゆる純和風の佇まいというわけではない。…
僕が以前、宿に携わった仕事をしていた頃に感じていたことは、
「満足度やニーズというものは、人によって大いに違う」という、得てして当たり前の事です。
高級宿やホテルに行かれる方というのは「ただ寝られればよい」という発想では行きませんから、ニーズが多種多様になります。
温泉の泉質、離れがあるか、露天風呂付き(温泉風呂付き)客室があるか、
部屋食か、施設そのものの充実度、食材、周囲の観光地…etcetc。
ペットが泊まれる高級宿だってありますし。
自分のニーズにぴったりならば、あるいは期待値以上ならば、満足度は上がるだろうし、
他人の評価がどれだけ良くとも自分のニーズに合わない宿を選択してしまったり、
期待値が高すぎるとそれに沿わなければ満足度は下がってしまうものです。
そういった意味からすれば「満足度」が数値化されるというのは非常に難しいものです。… 全文を表示
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