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びぜん亭 @飯田橋
訪問 2021年5月21日(数度目の訪問)

支那そば 味付けたまご

東京都心のザど真ん中と言っていい場所なのに、割と皆が行かない街 飯田橋。神楽坂には行く人は行くだろうけれども、すぐ近くの飯田橋となると用事でもなければなかなか寄りつかない。
その飯田橋に1976年から永らく店を構える、かといって他のラーメン店でいう「老舗」っていう言葉ともちょっと違う、いろんな意味で「独特の味」を醸し出している店がこのびぜん亭。

もちろん、用がないから寄り付かない町とは言っても、会社あり大学あり、な町なので用がある人はいっぱいいる。そして、そんな人たちに愛されてきた店である。
筆者の場合も以前、飯田橋に勤めていた時期があり、それでこの店は何度か訪れている。

1階はカウンター、2階はテーブル席。今回は2階に通された。
この店内の風情がいいではないか。

お昼時だったので、つき出しの味ごはんの俵メシが。実にいい塩梅。

気を衒わず、ザ支那そば、とも言える味。
口内でほろほろととけるチャーシュー。このチャーシューだから支那そばが活きる。
メンマも「支那竹」と言っているのがいいではないか。
さらに650円というのも嬉しすぎる。

気さくなご主人と女将さん。小料理店のようなラーメン店。
その人柄や優しさが支那そばの味になっている。
なんでも映画までできたらしい。

また いらっしゃい Come Back Anytime

映画の予告編を見ていたら、また食べたくなってきた次第。
こうして映画にはなったものの、マスコミにはほぼ出てこないので、いまだに知る人ぞ知る感のある店だが、ラーメン好きなら一度は、の店。
この先もこの個性のままで。

びぜん亭の場所

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャンこのブログでは、私のライフワークである旅、滝めぐり、ラーメン食べ歩き、食レポート、温泉/旅館/ホテルなどについて、徒然に綴っています。→ [ 詳細 ]

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