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神座(かむくら) @新宿
訪問 2015年11月13日(新宿店は2度目)
1986年に大阪 道頓堀で第1号店開業。’80年代後半から’90年代にかけては、金龍ラーメンとともに『道頓堀ラーメン戦争』としてよくメディアに取り上げられた店。金龍ラーメンはその後も大阪だけで地道にやっているのとは対照的に、神座はその後もどんどん勢力を拡大し、近畿圏のみならず、中部、首都圏と店舗を増やしてきた。その首都圏に第1号として構えられたのがこの新宿歌舞伎町店で、時に2003年である。
それから12年。正直ぼくは失礼ながらここまでずっとやってこれるとは思っていなかった。東京の人には、この独特な白菜の甘味を持つスープが受け入れられないのではないか、と思ったからだ。しかし、歌舞伎町のど真ん中と言っていい立地で12年継続しているということは、人によって好みは分かれど大拍手である。素晴らしいとしか言いようがない。
味は独特。敢えて言うなら「豚バラ肉入り白菜スープ 麺入り」という感じ。それほどに白菜が強烈。スープは甘い。スープが白菜の水分に負けているわけではないが、ギリギリのライン。麺はチュルチュルだ。
基本的には創業当時と変わらぬ味であり、独特でもあるから好みは分かれると思うが、逆に言えば同じ味が他には無いだけに一度クセになるとここに来ないと食べられない味である。同じ白菜スープと言っても奈良 天理の彩華ラーメンとはまた違う。
ただし、味は変わらねど、内装は現代風のラーメン店にカスタマイズされていた。久々に歌舞伎町店を訪れたけれど、スタッフはシェフの格好をしてテキパキと動き、周囲の歌舞伎町独特の風俗店/居酒屋とは一線を画すキレイな内装。1階はカウンターのみ。ハンガーこそないが、荷物置きや荷物掛けもある。歌舞伎町で気軽に安全に入れる雰囲気を作っている。女子一人でも気軽に入れる。
近くに天下一品(テンイチ)の歌舞伎町店もあるので、さながら関西ラーメンの代理戦争がここで行われている。今後、まだまだ神座は全国展開をしていきそうだ。。。
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