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彩華ラーメン @奈良 天理
訪問 2015年9月20日(初訪問)
今でこそご当地ラーメンは全国各地にあるけれど、奈良の天理ラーメンはかなり初期から存在するご当地ラーメン。
天理ラーメンと言っても、天理スタミナラーメン(天スタ)と彩華ラーメンに二極化していて、これがなかなか関西/中部地方以外は食べられず、唯一、天理スタミナラーメンが高田馬場に進出しているだけ。
道頓堀神座などは明らかに天理ラーメンの影響を受けていて、そういったラーメンは東京でも食べられるが、なかなか「天理ラーメン」と名のつくラーメンは首都圏にはない。
唯、筆者の自宅最寄り駅である三鷹台のほんわかに天理ラーメンがある程度。
さて、そんな天理ラーメンの元祖とも言えるのが彩華ラーメンである。
昭和43年創業。
特徴は白菜、ニンニク、ニラだろう。
白菜なんてものをラーメンのスープに入れるとそれはもう白菜の水分にスープが押され気味になるわけだが、それに負けないスープとニンニクやニラを強烈に効かせることによって、アクが強くクセのある味に仕上がっている。
白菜の甘味、そして香辛料、ニンニクニラ。。。
こういうラーメンは一回ハマると抜け出せない凶悪さがある。
事実、その凶悪さにヤラれた人々が他県からも含めて引っ切り無し。とにかく店は大混雑。今回は本店を訪れたが、駐車場には警備員が2人いてその2人がフル稼働。他県ナンバーの車が来るわ来るわの大繁盛である。
(しかも時間は16〜17時という中途半端な時間にもかかわらず、である)
名目上は「彩華ラーメンへ行こう」と言って来ているに違いないのだが、いわゆる“食文化としてのラーメン”を楽しむというよりは「夕食を食べに」来ている。それほどにサイドメニューも充実していて、チャーハンや鶏南蛮など、どれも安定して旨い。
チャーハン
見た目からも期待していなかったのだが、普通に最後までおいしく頂けた
濃いめの味付けで、甘味と辛味と醤油が渾然一体、麺は柔め、そんな中の絶妙なバランス。
およそ上品なラーメンとはいえず、好みの差はあろうけれど、一旦ハマると「また食べたいな」と思わせるラーメン。
テーブル席、小上がり、のスタイル。店はさすがに広い。駐車場警備員2人以外に従業員も忙しくフル稼働。誰一人ヒマにしていない。
実に関西によくあるラーメン屋の感じ、だ。
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