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ほんわか @三鷹台
訪問 2014年2月14日(訪問2回目)
京王井の頭線沿線と言えば渋谷から吉祥寺を結び、沿線上には浜田山のたんたん亭、永福町大勝軒といった古くからの店から新規店、そして久我山の甲斐のような店まで、「激戦区」とまでは言われないが、安定した店が多い。ラーメンに限らず、こじんまりしつつも和やかな町並みが続く。
そんな中で、三鷹台という駅は正直言えば「何もない」駅。吉祥寺から2駅で歩けるくらいの距離ながら住所上は三鷹市。ただし、北側の出口を出れば杉並区。それぞれと隣接するという境目の駅で、名門 立教女学院があるくらいしか目立つものはない。
当然飲食店も少ないのだが、そんな中、駅前で頑張っている店が「ほんわか」である。まず、正直に味の事を言えば普通、である。今回はこの店がウリにしている天理ラーメンでなく、煮干醤油らーめんを食べたのだが、天理ラーメンがベースにあるからか、スープが少々しょっぱい(以前の訪問時に食べた天理ラーメンもしょっぱかった)。
ただ、この店にはかなりの独自性がある。まず一応店が謳っている文句が「関ヶ原以東で唯一天理ラーメンが味わえる店」ということで、確かに東京でもあまり見かけない。
そして、今回訪問時に目にしたのが「三駝鳥台 ダチョウナイト」。というイベント。この2月22日、23日には『駝鳥ガラスープの野生のイノシシ肉を低温チャーシューにしたラーメン、「いのしダチョウ 1000円」をやります!』とのことだ。
そもそも券売機のトッピングの項目に「クマ肉 200円」というのまである。どうやらジビエ系の食材をいろいろとチャレンジングに使っているようだ。
さらにこの店の店主は、同じ三鷹台にてカオソーイの専門店もやっている。ほんわかの中もサブカル系。やっぱりなんだか変わっている。落ち着かない雰囲気とまでは言わないが、高円寺系である。荷物置きがあるのはいいけど、ハンガーがあるとなおよいね。
そんなわけで一風も二風も変わっているラーメン店なのだが、三鷹台には東大教養学部を始め、沿線の大学の寮や1人暮らしのアパート、もちろん一戸建ての家も数多くあり25時の終電まで駅前で頑張って営業していて、なかなか地元の常連客も多い。三鷹台をある一面から支えているには間違いない一軒である。
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