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太陽 @高円寺
訪問 2014年2月21日(訪問3回目)
The 中央線を越えてThe 高円寺な雰囲気を醸し出す店、太陽。
何ということはない、ただの町の中華料理屋の風情で、永年高円寺において愛されている。
いろいろと新作/創作のラーメンを出し、進化させていくラーメン店もリスペクトするけれど、実はこういう店の方が最強なんじゃないかと思うことがある。
従業員はオバちゃん中心(おっちゃんもいる)。オバちゃん働く25時。訪問日もその時間でほぼ満席。さすが高円寺だ。老若男女問わず、客が引っ切りなしに来る。ラーメン480円。チャーハンも餃子も手頃。ビール飲みながら雑誌片手に、の人もいる。
この値段なら、そこらにあるチェーン店のバイトが働く中華屋よりもこちらへ来るだろう。味も店内の雰囲気も均一化されたチェーン店舗よりはるかに「味」がある。
働くのがオバちゃんだからなのか、伝票も鉛筆でメモ書きだ。電子化などどこ吹く風。この店にはハンガーもいらぬ。
そしてラジオと店内で働くオバちゃんたちの声とテーブル席の談笑の声がBGMである。
肝心の味は、ハッキリ言えば普通だ。そこはかとなく美味い系。上の画像から想像出来る味の通りである。期待以上でも以下でもない。だからこそ、毎日でも食べられるような肩肘張らない味。かと言って、安易な業務用のスープではなく、ちゃんと出汁の味は出ている。
↑「和風らーめんの究極の味をなんとか出したいと懸命」なのだ。
蛇足ながら我が姉は高円寺在住時代、あまりにも毎日太陽に通ったために、しまいに店主さんに、作りたての、元のスープを飲ませてもらうまでになったらしい。高円寺っぽい女性なら入りやすい店舗だと付記しておく。
「太陽」、すぐ近くにあるこれまた同じ中華屋の「大陸」とともに今後も永く高円寺住民の胃袋を支えて頂きたい一軒である。しっかし、太陽/大陸て、すごいネーミングだ。
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