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金龍ラーメン 難波千日前店 at 大阪
訪問 2013年8月16日(訪問回数測定不能。小学校くらいから何度も行っている店)。


一時は、神座とともに大阪・ミナミのラーメン戦争みたいな形で言われた一方の雄が金龍ラーメン。神座が東京にまで進出したのとは対照的に、金龍ラーメンは難波近辺に店舗がいくつかあるものの、梅田にすら進出していない。

ちなみに僕は思い出も含めて「金龍ラーメン派」である。
御堂筋店、道頓堀店、なんばグランド花月横の千日前店とある中で、今回は荷物が多かったので、座って食べられる千日前店を2年3ヶ月ぶりに訪問。
個人的には、御堂筋を行く人や車を眺めながら、立ち食いラーメンが出来る御堂筋店が好み。




あっさりとした(し過ぎた)、悪く言えばシャバシャバで薄いトンコツベースのスープ。この600円のラーメンはチュルンと口中に入り、流しそうめんの如く食道を通る、とても食べやすいもの。
下戸の僕がフンイキで申せば「お酒のあとに合うような」ラーメンである。


キムチ、ニラ、ニンニクが入れ放題。店によってはライスも食べ放題。セルフサービス。屋台のかき氷を入れるようなインスタントカップに好きなだけ入れて食べてよい。


水はヌルかった。せめて、もう少し冷たくても良いのでは。。。キムチを大量に入れて、口中が燃えている人には厳しいヌルさ。


東京北区赤羽にある、知る人ぞ知る立ち食いの名店「龍龍ラーメン」を今年は何度も食べ、食べる度に“金龍っぽいな”と思っていたが、どっこい、久々に金龍を食べると、全然「龍龍ラーメン」の方がしっかりと作ってある。金龍はもっと薄く、雑多だった。


真っ正面から正直に言うと、東京のあらゆるラーメンを食べて、舌が大人になった今の僕からすると、美味いと言えるラーメンではない。店も汚い。「ラーメンを食す」という観点からするとオススメできるものではない。ただし「大阪のフンイキをラーメンで味わう」のなら絶対金龍ラーメンである。店の中身、周りのフンイキ、全て含めて。


そんなこんなも踏まえた上で、僕は金龍ラーメンが好きである。だから、たまに大阪に行くとなると必ず足が向いてしまう。昔から食べ続けて今も変わらぬ味。そんな思い出も含めて、こういうのを「愛している味」というのだろう。


とにもかくにも一過性のブームではなく、30年近くに渡って大阪のミナミの人達に支持されてきた味であることは間違いないし、難波に行ったら一度は食べてみるべき大阪の味。

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャンこのブログでは、私のライフワークである旅、滝めぐり、ラーメン食べ歩き、食レポート、温泉/旅館/ホテルなどについて、徒然に綴っています。→ [ 詳細 ]

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