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ぜんや @新座
訪問 2015年11月27日(初訪問)
今でこそ塩ラーメンは一般的になって、塩ラーメン一本で勝負したり塩ラーメンを看板にする店が多くなってきているが、函館塩ラーメンを除けば純粋に塩のみで勝負して有名になった先駆けともいうべき店。
最近では塩ラーメンを形容する色として「黄金」という言葉がよく使われるが、ぜんやの塩ラーメンは今流行りの「黄金の塩」とは思わなかった。むしろ純粋透明な清湯スープである。本当に透き通った塩である。
麺が特に印象的で、カップ麺で例えて悪いがガシガシと歯ごたえのある、いわゆる3D麺である。
店内はカウンターのみでハンガーなし、荷物置きは小さい。塩ラーメンよろしく内装外装ともに白で、統一感がある。まさにシンプル塩ラーメンを食すには良いデザイン。ご夫婦??なのかどうか分からないが、接客も柔らかくて安心感がある。
ただ、敢えて苦言を呈せば、やはり待たせすぎ、ということである。
移転したとのことだが、それでも武蔵野線新座。駅から歩ける距離とはいえ、新座まで行って、歩いてさらにかなりの行列を待たされて、さらに14時くらいにはスープ切れ(筆者の訪問日もまさに14時に切れた)、、ということで、ちょっとした小旅行。
そのハードルの高さが神秘性を高めているフシもある。
ぶっちゃけて言えば、もう少しオペレーションをなんとかすれば回転よく出来るのに、とも思うし、平成27年現在のこの急スピードのラーメン進化からすれば、これだけの時間をかけてぜんやラーメンを一杯食べるのであるなら、都内にはいくらでもサクッと食べられる優秀なラーメンが増えてきていると感じる。
(つまりは他のラーメンがそれだけ進化したということ)
とにかく最後まで雑味がなくスッキリと食べられる。美味。似たような味の塩ラーメンを探せと言われれば実はそれも無いので、もう少し改良して何とかもっと早く食べられるようにして欲しいと願うものである。
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