このブログでは、私のライフワークである旅、滝めぐり、ラーメン食べ歩き、食レポート、温泉/旅館/ホテルなどについて、徒然に綴っています。→ [ 詳細 ]
私のラーメン店評価基準はこちらへ
天下一品 @京都 北白川総本店
訪問 2014年8月15日(本店は初訪問)
はじめに断っておくが、僕は天下一品のヘビーユーザーではない。もちろん都内でも「ババの天一」こと高田馬場店を筆頭に、水道橋、吉祥寺、歌舞伎町など何度か行ってはいる。そして、まぁこってりはこってりだし普通に食事としてお腹を満たす美味さはあるけれど、どこかチェーン店の悲しさというべきか、特筆すべき点もないし、さらに当ブログにおいては原則「チェーン店は書かない」ようにしているから、特に書かずにここまできた。どこに行っても天一の味、というのはすごいことなんやけどね。
しかしさすがに「総本店」に乗り込んだので書かぬわけにもいくまい。かと言って上記したようにヘビーユーザーでないから、正直なところ、本店だからすごく違うか、と言われれば、そんなこともない気がした。総本店だ!という気持ちの分「濃い」気がするし、今回のラーメンと比べると過去に食べた店でこってりでないものもあった。
こってりの度合いと言えば、もはやスープというよりゴマミソに付けているような感覚である。つまり、濃いと言われれば濃いが、味が濃いというよりは食感がドロッとしているだけであって、味はあっさりしている。スープというよりも麺と具の和え物くらいの感覚。
明らかにジモティーのような人たちから、恐らく本店ということで訪れた観光客のような人までさまざま、引っ切りなしにくる客。さすがである。
店員のオペレーションはさすがで、テキパキと動くし、臨機応変に座らせていくので並んでいてもさほど客を待たせない。
店内には過去の天一の歴史が刻まれ、そこはさすがに総本店の雰囲気と威厳を醸し出す。
北海道から沖縄、ハワイまで全国津々浦々の天一(首都圏ではなぜか千葉に無い)。いわゆる京ラーメンとは違う、横綱や金龍のような関西の屋台風ラーメンの源流を見た気がする。ラーメンはさほど好きでなくとも「天下一品」は知っている、というレベルにまで達しているのはすごいこと。
とまぁそんなことを書いていたら、関西の仲間から、桂の天一の味が美味いとの情報が。また行ってみなければならぬ。
コメントを残す