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香味徳 @銀座
訪問 2014年8月3日(初訪問)


香味徳ラーメン

ご当地ラーメンは日本の中にも本当に多かれど、香味徳は鳥取ラーメン。鳥取で創業60年を誇る牛骨ラーメンだ。それが満を持して2010年に東京 銀座へ進出。まだまだ地価も高く、ラーメン屋もそれなりに多い銀座の地において4年やってこられたのは賞賛に値する。

簡単に言えば、牛骨で取ったスープとはテールスープの味。とはいえ、テールスープに麺と具を突っ込んだだけではこう上手く調和しないわけなので、絶妙な匙加減で調整された味と言える。

テールスープの感覚で言えば味はあっさりなのだが、表面を油でコーティングしてあるのでいい感じでギトギトしている。またそのせいでスープはチンチンの熱さだ。

これらに卓上のキムチやラー油を入れることでよりパンチ力を増す。そんなわけなので、ただ見た目だけであっさりしたラーメンと判断してはいけない。なんとでもカスタマイズ可能。キムチなんかは、ともすると邪悪なほどにスープに勝ってしまう危険な具材だが、この店のキムチは入れても勝ち過ぎない。キムチの調整加減なのか、スープが強靭なのか。

店内はカウンターのみ。でも、通路が広く居心地よし。ハンガーもあり。つねにテレビがついていて、それがBGM。恐らくは観光客よりは近辺で仕事をしている人たちに重宝されている店なのだろう。

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャンこのブログでは、私のライフワークである旅、滝めぐり、ラーメン食べ歩き、食レポート、温泉/旅館/ホテルなどについて、徒然に綴っています。→ [ 詳細 ]

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