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春木屋
訪問 2012年9月9日(今まで死ぬほど食ってます)。



中華そば(大盛)

僕が選ぶ荻窪のラーメン屋3傑のうちの一店(あと二店は、十八番二葉)。

もはや説明不要。 ちょっと値は張るけど極上の、これぞ!中華そば。

様々な種類のバリエーション豊かなラーメンが増えてきている昨今では、原点に戻る意味でこのラーメンの純粋な美味さがより際立っている。

店には「私語厳禁」のような掲示はないのだが、ピリッと張りつめた緊張感が客を勝手に「私語厳禁」な雰囲気にさせる。もちろん喋ってもオッケーやし、喋ってる人もいるけど、カウンターに座るとついつい黙って厨房を見てしまう。

そう、オススメはカウンター。そして出来れば麺を茹でる釜の前!
高橋さんの麺上げは一見の価値有り。 これを見るだけでもお金を出す価値がある。

何人分の注文が来ても、大盛り小盛りに関わらず人数分の麺を大釜に入れ、時間が来たら目分量で麺上げ→湯切り。
自分の手の感覚だけで、器に麺を入れていく…。
その手さばきはホンマにホンマの職人技。

普通は↓こういう網で湯切りをするが

春木屋では、必ず平たい湯切り網を使う。↓これね

ホンマは麺の為には、大釜で麺を泳がせた方が良いそうです。
でも、なかなかここまでやってる店は見たことないんよなぁ。
逆に一般的な“湯切り”を「天空落とし」とか「燕返し」とか技名を付けたりしているけれど、ある種春木屋の方が凄いというわけ。

食券制などは取らず。店員さんとしっかり受け渡し。

だてに昭和24年からやっていない。
東京・荻窪ラーメン、至極の一杯を人生一度は是非体感してみるべき。

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャンこのブログでは、私のライフワークである旅、滝めぐり、ラーメン食べ歩き、食レポート、温泉/旅館/ホテルなどについて、徒然に綴っています。→ [ 詳細 ]

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