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肉煮干し中華そば さいころ ＠中野
訪問 2016年1月8日（訪問2回目）

中華そば 煮玉子

店内に入るとBlack Musicとともに煮干しの香りが漂い、もうその香りだけで美味いであろうということが想像できる。煮干しの味がしっかりとスープから主張されている。食べればノドの奥から煮干しが追ってきて、いわゆるたけちゃん煮干しラーメンや荻窪の二葉のリニューアル前（天沼店）の味に似ており、現代風のネオ煮干し（同じ中野の五丁目煮干しやすごい煮干ラーメン凪など）とは一線を画す、昔からある煮干しラーメンの味を踏襲している。

とはいえ、現代風である。何が現代風かと言うと、店構え。店主がブラックミュージック好きということもあって、店内のBGMはヒップホップからソウル、ジャズに至るまで多種。店も黒で統一されていて、窓や厨房がなかったらバーの様相だ。この辺りが昔ながらの中華そば屋とは大きく違うところ。そんな店に、安心出来る煮干しラーメンが置いてあり、会社帰りのビジネスマンから若い人までが集まってラーメンを啜っている光景はある意味面白いし、中央線的光景なのかもしれない。

真ん中に鎮座するナルトもオツである

太麺。それに見事に絡み合うスープ。ジューシーなチャーシュー（でも昔風なこの中華そばの味に合う）。メンマも食べやすくて良し。

カウンターのみ。ハンガーは少し。荷物掛けはある。平日は26時（25時半L.O）までやっているのも嬉しいところ。

さいころの水 カラフルコップ