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すごい煮干ラーメン凪 @渋谷
訪問 2015年5月29日(この店名になってからは初訪問)
煮干し出汁が好きな人ならオールOKだが、イヤな人にはオススメ出来ない。それほどに濃い煮干しスープ。豚骨が濃過ぎてネットネトすることはあるが、煮干し出汁が濃過ぎてネットネトするのは初めての体験。煮干しを全国から20種以上、一杯に60g以上使っているという。
今までの煮干しスープとは一線を画す。前回、この凪グループは総本山の新宿ゴールデン街店に行っているが、その時から店名も「すごい煮干しラーメン凪」に変わり、明らかにその時とも味が違うし、ぼくの中で煮干しラーメンと言えば、たけちゃんにぼしらーめんや、たけちゃんに影響されたという荻窪の二葉、それも旧店舗の二葉の醤油ラーメンこそが煮干しの味であったが、それらを凌駕する濃さである。
いや、凌駕するという言い方よりも寧ろジャンルが違うと言った方がいい。あまりに今までの煮干しスープとは違い過ぎるため、あえてぼくの言い方で言わせてもらえば、この煮干しラーメンは「体育会系煮干し」ラーメンである。
スープと麺の個性が強い。麺には“いったん麺”と言われる、ワンタンのような、名古屋のきしめんよりも幅広の麺が混ざっている。よって、他の具の印象は弱い。ネギが多く入っているため、最後まで煮干しスープを楽しめる寸法。
濃いトンコツを食べたときと同様、口の周りに膜が張る煮干しスープ。ただし若干塩っぱいか。
これだけスープが煮干しなのに、さらに“海の幸銀だれ”と言われる煮干しダレがかかっている。ピリ辛でアクセント。
渋谷店はカウンターのみ。ハンガーは少し。ただし、2015年6月いっぱい改装工事を施すようなので、どういう内装になるか、期待したい。
とかく、今までの醤油ベースの煮干し出汁スープが好きな方も抵抗が出てくるほどのラーメンだが、煮干し好きなら一度食べてみる価値アリである。
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