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中野 大勝軒 @中野
訪問 2015年4月10日(訪問2回目)
昭和26年創業。間違いなく日本のラーメン/中華そばの源流の一つであるラーメン店。2015年4月に他界した東池袋大勝軒創業者の故 山岸一雄氏がこの店で修行中にまかない飯からつけそば(つけ麺)を考案したのはあまりにも有名な話。
いわば「ラーメンの神様」が修行した店である。
大勝軒というと、どうしても東池袋系にしても永福町大勝軒にしても「量が多い」というのがイメージだが、中野大勝軒はそんなことはなく、至って普通の量である。
大きめの器にスープが入れられ、決して今風ではないけれど、魚の出汁、豚、鶏ガラの効いたしっかりとした和風出汁。
いちいち説明されていないが、無化調である。
食べたら当然スープ割して出汁の深みを味わおう。
太い柔麺。チュルっとイケて食べやすい。ぼくは絶対的にこれくらいの量が好きだ。東池袋系だと多過ぎる。
メンマも食べやすい。味にアクセントを付けたければ卓上の唐辛子を入れると良い。
今やそんなにメディアに登場することはないが、あくまでも中野の皆さんに愛されて、こじんまりとカウンターのみでやっている感じである。
中野南口から歩いて3分ほど。
フラッと気軽に立ち寄れて、目立つ店構えではないけれど、あくまでも日本食文化の一つの原点となる店だ。
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