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なんつっ亭 @品川
訪問 2014年10月16日(訪問数回目)
品川の高輪口にある麺達七人衆は手軽に食べられて、品川へ行った際にはちょくちょく利用する。こういうラーメンテーマパーク系は今や全国に出来、便利とはいえしかし、閉場していくものも多い中、この麺達七人衆はかれこれ10年、品川の京急高架下で存続している。その中でも初期からあるのがこのなんつっ亭である。
なんつっ亭は秦野が本店。僕は本店には訪問したことはなく、いつも品川ばかりである(
ここは弐号店)。いくつか支店があり札幌、シンガポール、タイにも進出しているようだ。また以前はカップ麺も販売していた。
見た目の武骨さといい、外装から内装まで店内の雰囲気といい、ホームページの店主の風貌といい、どこから見ても体育会系全開なのだが、味は逆。見た目より俄然マイルドでクリーミィ。イメージだけでガッツリ系を求めてこの店に来るなら向いていないかもしれない。逆にガッツリのガテン系が好みではない僕からすると好きな味である。
熊本系トンコツラーメンである(店主は人吉で修行したとのこと)。黒マー油なんかも桂花なんかのそれとよく似ているが、桂花とはまた違う味。臭みは桂花の方が勝る。それほどに、マー油が邪悪な雰囲気を醸し出していても優しい味ということだし、あっさりしている。モヤシが入っていても負けないほどマー油が効いている。
このように、バランスがいいんだか悪いんだか分からないところがなんつっ亭のクセになるところであり、これはカップ麺でも再現出来ない部分。況んやご家庭においておや。今のままの支店数くらいで、マイルドに維持していってほしい味。
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