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八荻家 @荻窪
訪問 2020年10月22日（初訪問）

らーめん

この店も先々回の「おおくぼ@富士見ヶ丘」と同じく、メディアに全然取り上げることもないけれど、町で重宝されている店、の一店。「はちおぎや」と読む。
荻窪といえば、言わずと知れたもう数十年もラーメン激戦地帯だが、駅からかなり歩く場所にもかかわらず、20年営業している。
一つには、東京荻窪ラーメンの中にあって、伝統の横浜家系ラーメンが食べられる、ということになろう。その意味で観光で来た人でなくて、荻窪地元民が普段使いで家系ラーメンを食べたい時に使う店。

フォルムも見ての通りで、ザ家系の佇まい。どろっどろのスープにほうれん草に中太麺、少し変わってるところといえば、北海道味噌のごとくコーンが入ってることか。食べてもやっぱり紛れもなく家系である。

たまたまかもしれないが、筆者が訪問した時には懐メロがずっとかかっていた。それはそれで店の空気には合う。カウンターとファミリーが来れるようテーブル席あり。ハンガーあり。

焼ギョーザに水ギョーザに定食まである。
コロナ禍では深夜までやれないが、終電過ぎまで営業してくれているところも仕事帰りで深夜帰宅の人にとっては嬉しいところ。
荻窪から青梅街道を歩いて環八を抜けてもっと歩いたところで、実質的には荻窪と西荻窪の中間くらいと場所は悪いが、付近のみなさんには重宝な一杯。

八荻家の水

八荻家の場所