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ふくみみ @分倍河原
訪問 2020年10月16日(初訪問)
取材拒否の店で、日月は休みだし、営業も昼のみでスープ切れで終了、かつ都心からも地味に遠いこともあり、なかなか一杯いただくにはハードルが高い。京王線府中駅と分倍河原駅のちょうど間くらいの甲州街道裏に鎮座している。
少し並ぶ(長蛇の列になることもあるらしいが)。たまたま筆者が並んでいた時には女子高生が2人で並んでいたり、明らかに地元のお年寄りや主婦の人も食べに来ていたりしていて、本当に地元の人に愛されているラーメンなのがわかる。
ヘタに取材されてお客がいっぱい来て、こういう人たちの足が遠ざかってしまうのを取材拒否することで避けているのか。
辛味ご飯や豚まぶしご飯などはあるけど基本は中華そばのみで勝負。見た目のフォルムではガッツリくるスープかと思えばなかなか淡麗。そしてそのスープに合うチャーシューがまた旨い。ネギが絶妙にアクセント。
平網で湯切りされる麺。博多とんこつかというくらい細っそい。でもツルツルで淡麗スープによく絡む。何から何までバランス見事で、特に無化調や素材重視を謳っているわけではないけれど、ていねいに作ればやっていける見本のような店。
中華そばで650円、特製で850円、大盛特製でも950円と今の時代でかなり良心的。席はカウンターのみ。ハンガーなし。
カウンターに座って、老若男女が黙ってラーメンを啜る音を聞くのはなかなか心地いいものである。
ふくみみの場所
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