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【このお店は現在閉店しています。残念!】
一凛 @荻窪
訪問 2016年7月14日(初訪問)
荻窪といえば当然荻窪ラーメンであるし、当ブログは筆者が長年住んでいた場所ゆえに杉並区、なかんずく荻窪の店の掲載が多いわけで、必然荻窪ラーメンに愛着もあるわけだが、実は駅から一番距離が近い店が函館ラーメンであるという事実をご存知だろうか。
それがこの「函館ラーメン 一凛」である。
なんせ駅ビルのルミネ5階に店があるので駅直結である(5階まで行く手間を省けば「はなや」が時間的には一番近いかもだが)。
最初、ルミネにラーメン屋が出来ると聞いた時には「大丈夫か?」と思ったものだが、なんのなんの、この店けっこう長く君臨している。
ついつい荻窪へ来ると他の店の魅力に惹かれて行けずにいたのだが、今回、駅に到着と同時にゲリラ豪雨に見舞われて、濡れずに行けるこの店へやってきた。
で、さすがに駅ビルにおいて長続きしている店なだけあり、丁寧にあっさりとした函館塩ラーメンを作り上げている。
しっかりと出汁のきいた塩スープ。喉越しのいい細麺。
テーブル上の柚子胡椒なんかを入れるとピリッと効いていいアクセントだ。
ニンニクも揚げニンニクも入れ放題。つまりあっさりしたラーメンだが、トッピング次第で重層的にできる。
荻窪ラーメンはこってりではないにしても、どちらかと言えば男性的で肉厚な感じのラーメンが多く、駅で女性客やマダムが多い場所だからこそこうした函館のあっさり塩が喜ばれているのかもしれない。
筆者の訪問時は15時くらいだったが、荻窪マダムや赤ちゃんを連れたお母さんが来ていた。
あと、荻窪のラーメン店は基本的に手狭な店が多く、ゆったりとくつろいでラーメンを食べる風でもない。
そこへ来て、この店は通路も広くカウンターも一席の間隔が広く、テーブル席も多い。こうした配慮も荻窪ラーメン店とは違うところ。
もちろん、ハンガーもあり。
荻窪の中で一人異種格闘技戦の様相だが、ニーズはあるはず。今後も異彩を放ちつつ丁寧なラーメンづくりをしてほしいところ。
一凛の場所
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