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鯛塩そば 灯花 @曙橋
訪問 2016年4月4日(初訪問)
もはやラーメンというよりはにゅうめんのような、ラーメン屋というよりはちょっと軽くカウンターで和食を食べられるような、そんな店。
もちろん、にゅうめんではなくてラーメンそのもの。細麺だけれどしっかりと味わえ、全く新しい塩ラーメンと魚ラーメンのコラボと言ってよく、そのどちらの道にも行ってない。店の雰囲気を含めて新たな道を開拓している。鯛出汁が実にあっさりと仕上がっていて秀逸。
鯛茶漬けが美味いのは、ある意味当然というか、どこ行ってもそこそこ美味いのだが、茶漬けというよりこの店の場合ラーメンのスープを「茶」の代わりにする。「鯛ラーメンスープ漬け」である。鯛刺、胡麻だれ、山葵、そしてご飯とスープが実に見事に味蕾を刺激する。15食限定なのだが、これを食べなきゃ、と思わせる味だ。逸品。
そしてスープを入れて、途中炒り玄米をトッピングする、実に美味すぎる
カウンターのみ。荷物置きはカウンター下にあり。店の和の雰囲気づくりにもこだわっていて、三味線のBGMが流れている。水は卓上に置かれているが、コップではなく湯呑みで飲む。器の形もユニーク。
都営新宿線曙橋駅と、今大人の街として話題の四谷荒木町の間くらいにある。東京の王道の街とは少し離れているので、東京人でも行ったことがない人も多かろう街にひっそり(?)佇む、和のラーメンの進化に注目だ。
灯花の場所
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