このブログでは、私のライフワークである旅、滝めぐり、ラーメン食べ歩き、食レポート、温泉/旅館/ホテルなどについて、徒然に綴っています。→ [ 詳細 ]
平成27年8月の北海道旅は、
銀河・流星の滝/オシンコシンの滝を見、ラーメンを6杯食べ、
宗谷岬、納沙布岬、そして納沙布岬からの北方領土、サロベツ原野、三毛別事件現場、日高の渡辺牧場におけるナイスネイチャ先生との再会、稚内/旭川/釧路の町なみ、、、
と、相変わらず毎度ながらどれもこれも北海道は印象的な風景を編んでくれたのだが、
一番印象に残ったのは???
と聞かれると上記のどれでもない。
それは、全く予想だにしていなかった「オトンルイ風力発電所」の風車群である。
最初、サロベツ原野から三毛別へ向けて、北海道らしい真っすぐの何もない道を走行中、前方に巨大なマンションのようなものがボワ〜〜っと蜃気楼のように見えてきた。
「はて、こんな何もない所に高層マンションなんてなかろ。。。」
とにかく、車をどんどん走らせるが、そこは北海道、なかなかマンションは近づいてこない。
そう、、、その蜃気楼のような影こそが、風車群だったのである。
一応、写真はこうして載せているものの、実際の迫力はなかなか伝わらぬ。
この全高99mの巨大な白い巨人が3.1kmに渡って28基も並ぶ様は、綺麗/異様/不気味で、周りの大自然と調和している気もするし、していない気も起こさせる、、、
なんというか、真下に立つと寡黙に発電している様は恐怖すら感じる。
このえも言われぬ感覚。
ある程度予想も出来て観光マップにも載る他の目的地と比べて、予想外だったからこそ強烈な印象に残った。
旅とは畢竟こういうことだと思う。
なんとなく思い返した時に、「もう一度行ってみたい」と思わせる何かがこの場所にはある。
幌延町サイト
風力発電:オトンルイ風力発電所
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