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丸長 @荻窪
訪問 2015年6月26日(訪問4回目)
1948年創業。あの東池袋大勝軒すらも傘下にもつ「丸長のれん会」の総本山。
それはそれとして、日曜にやってるとはいえ(第3日曜は定休)11〜15時だけしか開いてないし、場合によっては並ぶし、注文してから着丼まで平均40分くらいかかるし、スープ割りも独特のルールが存在するし、、というわけでいろいろとハードルが高い。
そういうわけなので、筆者は荻窪に17年強住んだが北口に家があったこともあって、南口にあるこの店はリピーターになることなく、今回の訪問が4回目である。ハードルが高いからと言って、従業員(うん、スタッフというより従業員だ)の親父さん筆頭に厳しいとかそういうことはなく、ゆったりとした時間が流れていると言った方が正確だろう。
で、ひさびさにここのつけそばを食したが、なんだかグルッと一周回って美味いじゃないの。以前は、スープが塩っぱいという感想を持ったが、今日びのあらゆる工夫を凝らされたつけ麺を食べたあとだと、つけ麺の根底に戻らされるような味である。
麺がツルツルシコシコでノド越しがいい。この店、なぜ着丼に40分近くかかるかと言うと、麺を茹でたあとにお湯を毎回捨てるからである。そのせいかどうか分からないが、麺が美味い。ツルンツルンする。麺がくっつくとかいうことなく、ほぐれ方がいい塩梅。
スープは、胡椒が効いている。ブラックペッパーの効きまくったスパイシーでパンチがあるスープはタダモノではない。クセになる味。
スープ割りをしたければ、食べ終わった麺の皿にスープ皿を置いて、厨房方面に持って行くと親父さんがスープを投入してくれる。これがルール。
カウンターとテーブルのある店内。ハンガーはなし。昭和からの空気が漂う(荻窪にはこういう店が多い)。
ぼくは金曜の14時半頃に訪問したが、それでも荻窪人と思われる地元の人でいっぱい。やっぱり愛されてるんだな、と思う。そうじゃなきゃこれだけ永年やれない。東京でも最古参の中華そば店へ、ハードル高いがぜひ一度。
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