このブログでは、私のライフワークである旅、滝めぐり、ラーメン食べ歩き、食レポート、温泉/旅館/ホテルなどについて、徒然に綴っています。→ [ 詳細 ]
私のラーメン店評価基準はこちらへ
髙はし @飯田橋
訪問 2015年4月17日(過去何度も訪問)
こういう店を真の人気店というのだろう。創業がいつになるのか、情報を事細かに収集してはいないが、少なくともぼくの知っている限り十数年以上飯田橋駅前でやっている。そして、ほとんどメディアに露出しているのを見た事がない。なのに、十数年、昼時は飯田橋界隈で働く人たちで賑わい、時として行列も出来る。
JR飯田橋の東口(神楽坂とは逆)界隈で働く人たちで、この店を知らない人はいないのではないか。
どこにでもありそうで無い味。四ツ谷の「こうや」で修行したご主人ということなので、こうやっぽいと言えばそうなのだけど、この店はこの店独特の雰囲気がある。
厨房内は10年以上前からずっとご主人1人でさばき、店内はカウンターのみ。
BGMはウエスタンカントリーがこれまた10年以上前から鳴っている。
そんなことも含めてクセになる味わい。
麺はご主人が平網ですくいあげ、なみなみと注がれたスープに投入される。スープは熱い。そのチンチンに熱くなったスープと麺が絡みあうと実にいい塩梅。
独特の動物系スープは、脂分が多いので、見た目よりも濃い。
あっさりなのかコッテリなのか、ワケが分からないほど意外と凶悪なスープに仕上がっている。
一言言えるのは、食べ終わったあとに「もうええわ!」と思えるほどズシンとくる。
しかし、しばらく経つとまた食べたくなる系。
ジャンタンと呼ばれる玉子、ネギ、チャーシュー、メンマ、、それぞれが一体となってチュルッとイケてしまう。こうや直系なので、ワンタンも名物。
麺類とビールだけで勝負している。
10数年、店の空気感も含めてずっと一緒。なにも変わっていない。かたくなに同じ味を守り続けている、と言える。
神楽坂とは逆なので、地味ではあるが、飯田橋なら立ち寄りたい隠れた名店。
でも、女の子1人だと入りにくいかな。
コメントを残す