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味噌一 @目黒
訪問 2015年1月12日(過去数えきれぬほど訪問)
’90年代の環七ラーメン戦争当時からある味噌ラーメンの専門店。普段味噌ラーメンはあまり食べない筆者だけれど、クラシカルな味噌ラーメンを味わうならココ。ただし、いわゆる札幌味噌ラーメンではなく、あくまで東京ナイズされた「味噌一の味噌ラーメン」である。
環七の高円寺店や常盤台店も息の長い店だが、今回訪問した中目黒店も年季が入っている。決して場所がいいとは言えず、山手通り沿いにあって、車で行くしかないような場所。そこで29時まで営業しているから大したものである。
味噌ラーメンというと、どれだけスープが頑張っても、味噌が勝ってしまう印象があるので筆者はあまり食さないのだが、ことこの味噌一のラーメンは店主曰く52種類の食材とブレンドしているとのことなので、独特の味噌味を醸し出している。とはいえ、一時代前の味噌ラーメンであって、現代風のネオ味噌ラーメンとは言えない。
だからこそ無難に味噌ラーメンを食べるなら味噌一で、という感じになってしまうから、根強い人気なのだろう。山手通りのこの店しかり、閉店の続く環七のラーメン屋の中で生き残っているのはその証左である。スープ、麺、具のバランスが絶妙。
個人的な話だが、筆者はこの中目黒店のすぐ近くが職場だったことがあり、いつも店外に漏れてくる独特の香りにやられていた。食べたくなってしまう換気扇からの香り、なのだ。満員になっているのは見た事がないけれど、交通の便が悪い分、目黒近辺の住民、それこそ芸能人も含めて御用達の感がある。中目黒店は決して愛想がいいというわけではないけれど、永続してもらいたい一軒。
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