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蓬莱軒 @甲府
訪問 2015年1月9日(初訪問)
甲府の老舗。昭和12年から創業とのこと。今や「支那そば」という言葉は普通に使われているけれど、消えかけた「支那」そばという言葉を遺すきっかけとなった店。
支那そばとは…
まさにその通りで、この店の支那そばはとてもクラシカルな味わい。前回のエントリーに記したソラノイロなどのネオ中華そばとは真逆の味。安心の味、ともいえる。
スープは鶏ガラの濃い醤油、細麺が合う。チャーシューの味付けといい、何から何までクラシカルな味わい。逆に広東麺やタンメンはどんな味がするのか、興味のわくところ。
いくら県庁所在地とはいえ、都心とは違うので、さすがの広々とした店内。天井も、一席あたりのスペースも広々として居心地がよく、老舗だからといって敷居の高さなどは全くない。
ただし、チャーハンに関して言っておくと、半チャーハンはメニューになくて、一品ものとして注文せねばならず、しかもなかなか量が多い。で、ご飯がネタついていたので及第点ではなかったのが残念。
訪問時は1月の正月明け、平日夜だったのだが、客は恐らくご近所の皆さんや仕事帰りの皆さんが普通に夕ご飯として来ている感じ。つまり観光客だけではなくて、しっかりとご近所に愛されている店であると感じた。
甲府に来たらまずはここ、的な支那そば屋である。
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