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田中商店 @足立区一ツ家
訪問 2014年4月13日(訪問数回目)
御天やぼたんなどと並ぶ東京にあるの博多らーめんの興隆の一軒。久々に行った。昔は足立区梅島の梅島陸橋下あたりにあったと記憶するが現在の場所に変わってからは初めて。どちらにせよ、決して交通の便がいいとは言えない東京足立区の僻地であり、年中無休で28時までやっているとはいえ行くにはハードルの高い一軒である。
ところがどっこい私が来店したのは土曜とはいえ27時近くなのに、ひっきりなしに客が来る。終電後、という時間でもないから私のように車でわざわざ来ているか、地元の人だ。駐車場がいっぱいというわけではなかったので、恐らく地元の人だろう。有名店でありながら地元の人に支持されているのが分かる。カウンターもほぼ満席状態。
肝心のらーめんだが、御天に比べると臭みは抑えてある(というより御天が強烈過ぎる豚骨臭なのだ)。それでも都内に氾濫する淡くてあっさりした豚骨ラーメンに比べれば濃い。御天スープがネットリのネッタネタだとすると、こちらは「とろみ」といった方が正確。
トンコツラーメンを食べる時の私の流儀として、一回目は出来るだけそのまま食べる。替え玉の時にスープに徐々にゴマや胡椒、ニンニク、紅ショウガなどを入れていって味の変化を楽しむ(麺は基本的にハリガネ)。今回は替え玉の時に関東ネギをトッピングして変化を楽しんだ。ちょっとネギ群の水っぽさがスープに勝ってしまう瞬間があったが最終的にはトロトロしたスープに戻った。御天くらいの鼻にまで抜けてくるトンコツ臭の方が僕は好きだが、これはこれで美味い。
願わくばキムチがトッピングにあると嬉しい。バリエーションも広がると思う。
足立区だから?か、カウンターからテーブル席まで店内が広々。厨房も完全オープンキッチンで魅せる。他にありそうで無い店内の雰囲気。スタッフが熱心に調理しているのも分かる。とかく博多トンコツラーメン店は床から何からツルツルで豚骨臭漂う店内であるのが一般的だがここはデザイナーズトンコツラーメン店と化している。
長らく足立区のみだったが今ではお台場のZeppダイバーシティに支店を展開している。誰でも食べやすくなったけれど、出来る事ならこの足立区という場所で深夜に食した方がより味が出る、と言っておこう。
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