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揚州商人 @市川二俣
訪問 2014年3月21日(過去、都内各店には何度も訪問。市川二俣は初来店。)


スーラータンメン

ラーメン好きではなくても、首都圏にそこそこ長く住んでいるならば、行った事があるか目にしたことはあるであろう店が揚州商人。ラーメン店というより、ここまで大きくなってくると中華料理店のようになってきている。もともと20年くらい前は目黒の店だけであった。それがいつの間にかあれよあれよと言う間にあちこちに店を構えるまでに。

この店のラーメンは、ホームページにあるようにあくまでも中国のラーメンが原点。でも、中国のものをベースにしつつもうまく日本ナイズして見事に昇華させている。
記事冒頭にいつも掲げているように、私のラーメン評価基準は店構えとか内装とか器も含まれ、それらとの一体感も含めて「味」だと思っている。その意味で言うと、揚州商人は昨今都内に数多く出来ている中国料理屋の正直不味そうな外観と比べて、まずは「店そのものの魅せ方」が功を奏していると思う。今回、千葉県市川の二俣店に初めて来たけれど、ここは建物ごとしっかりと2階まで中華の雰囲気に造り込まれていて感心した。

メニューにある各種ラーメンを含めたどの料理も美味い。

ベースの出汁の味。塩らーめん(刀切麺)



これは初めて食べたが、今日イチで美味いと感じたスーラー油メン(細麺)。
いわゆる油そばと酢の合わさり方が絶妙。

これも独特の美味さ。タンタン油メン(刀切麺)

目黒によく行っていた時代は、まだここまで麺の種類も多くなく、海老ワンタンメンが定番であった。これは今も健在のようで安心。また、この店は食後に是非「夢ごこち 杏仁豆腐」を食して頂きたい。それぞれ店で手作りしており、実に食後にさっぱりして美味し。

目黒店はカウンターだけだがホリプロなどの芸能事務所も多いので、芸能人が普通に来たりするのが目黒店。群雄割拠の目黒で永年やってこれているのは味が確かな証拠。

サイドメニューも充実していてラーメン+αで食事を楽しむにはもってこいの店。老若男女イケる。知らないうちにかなり勢力を伸ばしつつあるが、支店であるこの店だからと言って、特に味が落ちていることもなく安定していた。スーラー油メンなど、揚州商人だけで進化した味もあり、これからにも期待の一軒だ。

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャンこのブログでは、私のライフワークである旅、滝めぐり、ラーメン食べ歩き、食レポート、温泉/旅館/ホテルなどについて、徒然に綴っています。→ [ 詳細 ]

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