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麺や 七彩@東京駅ラーメンストリート
訪問 2014年3月13日(訪問2回目)
時間が出来たのでフラッと2度目の来店となった東京駅ラーメンストリートの七彩。たまたまラーマガ限定ラーメンということで『鶏と小麦のかけ』という限定10杯のラーメンが残っていたので注文。
ホンマのホンマに「かけ」ラーメン。「素」の鶏白湯ラーメンである。提供された段階では全く調味料が入っていないので、鶏白湯と平打ち麺の小麦の味わいだけを楽しめる。平打ちの麺にネットリ/ネッタリの鶏白湯がよく絡む。深い。
ハッキリ言って日本人の繊細な舌じゃないと、この微妙な味わいは分からないんじゃないかというほど、いわゆる「出汁」の味わいである。何の味付けもされていない鶏の搾り汁そのもの。僕はギリギリ大丈夫だったが、花粉症の時期で鼻でも詰まっているようなものなら全く味など分からないはず。
で、もちろん、素のまま全部味わうのではなく、お好みで少しずつ塩と醤油を入れていく。
いかに、普段自分たちが塩や醤油ダレの味付けに頼っているかが分かる。少しずつ、少しずつ、塩や醤油を入れて微妙な味加減の差を楽しむ。出汁 VS 塩 VS 醤油 VS 自分、といった具合だ。
最終的には麺がなくなり、ネットリとした濃厚スープだけを味わうのだが、中華のフカヒレ煮ソースのような濃厚さ。ちょっと「素」にしては値が張るけれど、その分普段味わえないものを楽しめるとすれば高いと思わない。こういうラーメンもアリである。
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