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はつね @西荻窪
訪問 2014年3月7日(訪問数回目)
もう最近はとんとメディアに出ることもなくなったが、古くから西荻窪にある名店。西荻と言えば「はつね」である。
かなり久々に訪問したが、昨今バラエティ豊かになり、枝葉のわかれたラーメンの源流にあるような、いい意味で淡く、淡白なすっきり醤油ラーメン。
同じ醤油ラーメンでもお隣の荻窪系のラーメンや大勝軒系のそれとは全然違う。
画像を見て頂いても分かるように、出来上がりのフォルムが、昭和なラーメンそのものである。そしてそれだけでなく店の外観、西荻窪南口を出てすぐの昭和な風情も含めての味なのだ。
西荻窪南口界隈。駅を出てすぐこの光景である。味がありすぎる。
麺は釜で泳がせて平網で揚げる。カウンター6席だからこそ出来ることとはいえ、これをやっている店はエラい。
以前食べた時は、ナルトじゃなくて竹輪(しかも三重県のもの)だった気がするが、今日はナルトだった。仕入れの問題なのか、竹輪をやめたのか分からないが、竹輪が独特な個性を発揮していただけにちょっと残念。
淡白な醤油だからこそ、チャーシューを食べた時の絶妙な塩加減が活きてくるし、海苔1枚の香りも実にいい塩梅。
平日の15時過ぎでもカウンター6席は満席。引っ切りなしに来る客。ラジオと麺をすする音だけがBGM。とにかく店は狭い。荷物さえ置けない。でもこの店はそれでいい。
日曜祝日休み。かつ平日も17時までの営業と、なかなかハードルの高い店だが、本当にこういう店は風情も含めて貴重。僕はいつもこの店ではらーめんを注文するけれど、かなり多くの人がタンメンを頼んでいた。確かに美味そう。次回はタンメンを食してみたい。
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