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真風 @吉祥寺
訪問 2018年8月11日(初訪問)
「真風」と書いて「まじ」と読む。鯛ラーメンと言えば、例えば“鯛塩そば 灯花”や青梅にある“いつ樹”のような、いい意味での鯛臭さ全開のラーメンを想定してしまうのだが、この店のそれはちょっと違う。
鯛臭さというよりもいろいろミックスされた雑味ある味。敢えて言えば「焦がし鯛ラーメン」という感じ。
フォルムは家系風で海苔やほうれん草まで載っているのだが、味や麺は全然違う。具材はどれも柔らかくて食べやすく、麺とのバランスも良い。
上記した「灯花」や「いつ樹」のような鯛感までには到達しておらず、鯛を謳うならばもうワンパンチ鯛感も欲しいところ。ただ、これはこれとして完成形。
白ごま、胡椒、黒七味、酢、辛子高菜など調味料もいろいろだし、かと思えばコーンやバターなどトッピングもさまざまあり、バラエティな変化が愉しめる。
たまたまかもしれないが、BGMはクロマニヨンズや永ちゃんや竹原ピストルなど。そこも津軽三味線とマッチする「灯花」とはまた違って、このラーメンには合っている。
カウンターのみ。ハンガーあり。スタッフの対応も丁寧で、さすがに吉祥寺の駅から近いこともあってお客もいっぱい。鯛塩のみにあらず、くろ(醤油豚骨)・しろ(白湯豚骨)・味噌と様々あるので、今後も改良を重ねながら激戦区を生き抜いて欲しい一軒。
真風の場所
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