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biabia @東高円寺
訪問 2016年8月9日(初訪問)
この店の特徴は何と言ってもイラン人のマスウド・ニコナムさんが店主ということだろう。ラーメンに魅せられて、訪日して10年修行して独立したというから気合がちがう。2012年にオープンして4年。外国でもラーメンは人気になってきているが、こうして日本人以外の料理人がラーメン店を営む店がもっと増えていい。
今回はまずベースとなる塩ラーメンを食したが、やはり次回はイラン=ペルシャ風エッセンスが詰まっているbiabia specialラーメンを食べたいところだ。これは国産鶏モモ肉チャーシューがサフランの香りだったり、ゼレシュクというイラン料理に使われるベリーの実とアーモンド/ピスタチオを炒めたものをトッピング、そしてライ麦入りの麺、、、というから美味そうである。実食してみないと、である。
さて、塩ラーメンだが、透明感を求めた塩ラーメンというよりも色々と混ざった感じ。塩ダレラーメンであり、それはそれで繊細である。鶏、昆布、リンゴ等でスープがこしらえてある。麺は素麺のような極細麺。かといってチャーシューはデフォルトで2枚乗るので満腹感はある。
こぎれいで広々とした店内。ハンガーはないがコートは掛けられる。店頭に自家製麺機が置いてある。
丸ノ内線東高円寺を出て1分。便利がいいといえばいいが、前回記した新中野の赤坂屋と同様、ここまで丸ノ内線に乗ってくる必要があるのと、駐車場がないのがハードル高しか。ただし、そこまでしても味わってみる価値はある。駅としては東高円寺だが、JR基準で考えると高円寺駅より中野駅から南下した方がいい。
中国から来た中華麺を日本人が「ラーメン」という完全にオリジナルなものに昇華させ、それをイラン人がアレンジしていくという、The食文化の継承。こういう店は応援したくなる。
biabiaの場所
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