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大喜(西町本店) @富山
訪問 2015年6月14日(初訪問)
いわゆる「富山ブラック」と呼ばれるラーメン。そのルーツとも言える中華そば店が大喜である。真っ黒なスープはこの店のオヤッさんが昭和22年に編み出したもので、終戦直後の復興期、肉体労働者のために塩分を摂らせようということで、ご飯のおかずとしてのラーメンを誕生させたのだそう。
確かにこのスープ。ザ・塩分である。たっぷり過ぎる。都内にあるラーメン店のあらゆるスープ/出汁、あらゆるつけ麺のつけ汁より濃い。極論、溜まり醤油にそのまま浸けてあるような感じすらする。
そういった意味では、あちこちであらゆる種類のラーメンを食べまくっている人にとっては、話のネタとしてはおもしろいがしょっちゅう食べられるような感じではない。しかし、富山の人にとっては、このラーメンこそが当たり前の存在なのだろう。ぼくは、この店しか食べなかったが、他の店は工夫もあるようなので、次回来た際には他の店にも行ってみたいところ。
カウンターのみ。外装から内装に至るまで、ブラックで統一されている。(さすがに器は白。ブラックを引き立たせている)
この西町本店では、終始CDラジカセから流れるBGMが気になる。富山の地方CMソングっぽい歌が延々流れているのだ。聞けば、これは高原兄さんの「富山コレクション」というアルバムだそうだ。
15時頃でも地元の人という感じの客も多く、地元の人たちと共にこの「富山コレクション」を聴きながら、骨太でガッシリとした富山ブラックを味わう体験を是非!今や新幹線も開通し、都内からも中部関西圏からも富山は近い。
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