幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
2021年9月27日。
aiko Love Like Pop Vol.22 at 東京ガーデンシアター
出演:
aiko(vo)
佐藤達哉(key)
設楽博臣(gt)
浜口高知(gt)
須長和広(B)
佐野康夫(Ds)
山本公樹(Sax)
庵原良司(Sax)
小林太(tp)
川原聖仁(tr)
室屋光一郎(1st vln)
大槻桃斗(2nd vln)
渡邊達徳(viola)
檜山百合子(violincello)
<Set List>
1.片想い(弾き語り)
2.メロンソーダ
3.線香花火
4.ボーイフレンド
5.一人暮らし
6.No.7
7.アンドロメダ
8.ばいばーーい
9.Last
10.しらふの夢
11.飛行機
12.テレビゲーム(曲調かえたライブバージョン)
13.食べた愛
14.磁石
15.シャワーとコンセント
16.夏が帰る
17.58cm
18.ストロー
アンコール1
19.あたしたち
20.なんて一日
21.いつもいる
アンコール2
22.恋のスーパーボール
23.遊園地
24.be master of life
aikoのライブは、つい先日6月9日の場所も同じく東京ガーデンシアター以来。
Live鑑賞 ~ aiko Love Like Pop Vol.22 at 東京ガーデンシアター
3ヶ月の間隔なので、おおまかなライブ考察に関しては上掲のブログも参考にして頂くとして、今回のLove Like Pop Vol.22はメニューが2パターン用意されているうちのもう片方ということと、ちょうど新曲発売のタイミングで、その新曲を歌うかどうか(まぁ歌うよね)に注目したライブ。
で、実際には新曲2曲はもちろん歌った(そのかわりシングル曲「青空」「ハニーメモリー」と入れ替わってそれらは聞けず)し、他にも何曲かの入れ替えが行われていた。
その入れ替えの中で、それなりのオールドファンには懐かしい「飛行機」や「アンドロメダ」が歌われたのは嬉しいところ。
特に今回のライブはストリングス4人が常駐していて「『飛行機』演ったらいいのに」と思っていただけに、久々にライブで聞けて、且つアレンジが少し変更されていたのも新鮮。
アンコール2発も嬉しい。
コロナ第4波もピークアウトして緊急事態宣言解除間近!というタイミングとはいえ、一応はまだ宣言中だけに21時までに終了、客席は知人同士であっても1席おき、体温チェックとマスク着用・入退場時の消毒液当たり前、チケットはスマホの中、かなり細かく区分けされた退場、、と厳粛に行われている中、それでも八王子公演は2回延期を余儀なくされたり、18時開始なだけに泣く泣くキャンセルした人もいたろうから、なかなか厳しいライブ事情である。広い客席は一見埋まっているように見えても半分しか入れてないわけだし、aikoにしては珍しくまだチケットが売れ残っていたくらい。
でもね。コロナ禍になってから、何度かライブを見てきたけれど、こと東京のオーディエンスに関しては「コロナにおけるライブ慣れ」してきているな〜という印象を強くした。
全員マスクしながらだし、声出さないし、拍手だけ。
でもそんな中でもしっかり皆楽しんでいるのが空気的にとても分かる。
そして演者もオーディエンスも皆が皆、ガマン。
「男子〜〜!」「イエ〜〜!」「女子〜〜!」「イエ〜〜!」「そうでない人!」「イエ〜〜!」
みたいな恒例の掛け合いも、毎度毎度試行錯誤を重ねて、aikoはネタを練って、サイレント状態の中でも皆が楽しめるようなことをオーディエンスに色々とやらせている。
前回は足踏みだったり、ポール牧師匠やいくくる師匠のマネだったりしたが、今回はどういうわけか「一休さん」を客にやらせていた。
そんな中で最後の最後にライブの定番曲「be master of life」を演ってくれて、でも「and peace!!」って叫べなかったり、「aiko〜〜!!」って叫べないからaiko本人が自分で「aiko〜〜!」って言わなきゃいけないというくだりを見ていると、それだけで泣けてきた。
なんでこんな事になってんねん!と。
恐らく多くのミュージシャンのライブが同じような状況だろうし、本当に皆、懸命に頑張ってるよな〜と。
そんな、変な感慨をも抱いてしまうライブだった。
これさ、仮にある程度コロナが収束したとしても、皆叫んだり出来るんかな?
なんだか日本の場合、変に気を遣ってしまいそうな気もするが。
筆者は個人的にはマスクしながら叫ぶくらいええやん、とも思うし、反面、年齢も年齢なので1席間隔おきで隣を気にせずゆったり座って見るのもアリなんちゃう?なんてことも思ったりする。
さて、前回も記した佐野さんのドラミングについて。
今回は前回ほど「サビでもなかなかライドシンバルにいかない」ドラミングではなかったが、それでも曲によってかなりシンバルの音色に気を配ってドラミングしているのは見て取れた。
というか、ガーデンシアター。前回は頭の上に客席がある状態(屋根がある状態)の音響だったが、今回は何もなかったことが功を奏してか、かなり音響が良かった。シンバルの鳴りが違う。
ハイハットが良い音するんだわ、これが。
今回はハイハットをハーフオープンにして、クラッシュシンバルよろしく叩いていることも多かった。
佐野さんはメーカーはジルジャンには違いないのだが、どのハイハットなのか知りたいところ。
さて、サプライズ?は、新曲「食べた愛」がカルビーポテトチップスのCM曲に使われ、aiko自身もCMに出演している縁もあって、カルビーさんから(ライブに協賛しているわけでもないのに)1人1袋、新作「クラフトカルビーじゃがいもチップス」が配られたこと。
これ、今回の東京2daysは配られたみたいやけど、今後の会場でも配られるのかどうか。やっぱ東京だけかな。
とはいえライブ後のツイッターやインスタでみんなポテチ写真をアップしまくってるのを見ると、カルビーさんにしてみれば1人1袋くれてやるなんて屁でもねぇ!っていうくらいの宣伝効果ですわ。
(最近は湖池屋がいろいろ工夫してがんばってきてるからね)
でも、ほんまにクラフトカルビーじゃがいもチップスはおいしかったっす。
紙のチケットは、各席に置かれている仕様。
そしてQRコードを読み取れば、aikoからのメッセージやらセトリやらアンケートが表示される。
時代も変わりました。
臨海副都心にある有明ガーデンシアターは、遠いっちゃ遠いイメージだけれども、埼京線と臨海線が直通なだけに埼玉方面から池袋/新宿/渋谷、逆方向だと千葉方面から一本で来れるのと、新橋と豊洲からならゆりかもめも出ているので、意外と早くあちこちから行ける。
この音楽ブログは、ブルーノート東京での海外アーティストを主に書いてきたけれど、コロナのせいで去年2月からブルーノートにも行けておらず。来年には海外アーティストもそろそろ来て欲しい。。。
過去のaikoライブ鑑賞ブログ(Love Like Pop Vol.10以降のみ)
Live鑑賞 ~ aiko Love Like Pop Vol.22 at 東京ガーデンシアター
Live鑑賞 ~ 立川談春 35周年記念公演 ~玉響-tamayura~ 第四夜 ゲスト aiko at シアターコクーン
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.20 Live at NHKホール その2
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.20 Live at NHKホール
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.17 Live at 中野サンプラザ
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.15 add.at 横浜アリーナ
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.15 at NHKホール
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.14 at NHKホール
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.13 add at 代々木第一体育館
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.12 at NHKホール 2010
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.11.5 at 日本武道館 2008
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.11 at NHKホール 2008
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Rock Limited at Zepp Tokyo 2007
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.10 add.at 横浜アリーナ 2007
Live鑑賞 〜 aiko Love Like Pop Vol.10 at 中野サンプラザ
現時点でのaiko最新シングル
食べた愛/あたしたち(初回限定仕様盤)
現時点でのaiko最新アルバム
【Amazon.co.jp限定】どうしたって伝えられないから[初回限定仕様盤A(CD+LIVE Blu-ray)](「伝えるノート+ピリ辛ステッカー」(Amazon ver.)付)
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