幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
2008年1月8日。
Hank Jones Trio Live at BlueNote Tokyo。
Hank Jones(p)
ハンク・ジョーンズ(ピアノ)
David Finck(b)
デヴィット・フィンク(ベース)
Jerome Jennings(ds)
ジェローム・ジェニングス(ドラムス)
ハンク・ジョーンズ。
今年で90歳。Jazzの生き証人。
高校の時からプロとして活動していたというから、芸歴70余年。
もはや人間世界遺産である。
だって日本なら90歳になるおじいちゃんがアメリカ行くってなったら身内でなくても心配するでしょう。
ところがこのハンクおじいちゃんは、はるばる日本に来て、4日間、1日2ステージ、計3時間強ピアノを演奏し、今日でブルーノートのステージが終わったと思いきや、金曜には、すみだトリフォニーホールでソロコンサートもやるという…。
超人である。
それでいて本人は「僕はまだまだピアノが上手くなりたい」とおっしゃる。
「僕は120歳まで生きるつもりだから、まだまだ上手くなれる時間があるだろう?」とも。
この所ジャズの巨星達が次々と他界していくこともあり「今見ておかなくては」の気持ちがあるからか、客の入りは平日だがなかなか上々。
さてライブであるが。。。 全文を表示
もうなんなんでしょう。本当に「よいライブ」というか、感動もあるのだが皆拍手に尊敬、畏敬の念が込められている。…
2007年12月12日。
ブルーノートにも数え切れないほど行っているが「ご招待」という形で行くのは初めてである。
予約状況がよくないということなのだろうか、
「ブルーノートの会員に対して各ステージ抽選で~名様ご招待!」という企画である。当選したので行ってみた。
さてアンジェリークキジョー。
アフリカ、ベナン出身の女性ヴォーカリスト。今現在グラミー賞にもノミネートされてるらしい。
そういったホームページレベルの知識だけ入れて、あとはなんの予備知識もなしで行った。
期待値はプラスでなくマイナスでもなく、フラットな状態である。
Angelique Kidjo(vo) 全文を表示
アンジェリーク・キジョー(ヴォーカル)
Rubens de La Corte(g, music director)
ルーベンス・デ・ラ・コルテ(ギター、ミュージック・ディレクター)
Joao Motta(g)
ジョアン・モッタ(ギター)
Stephane Castry(b)
ステファン・キャストリー(ベース)
Harvey Wirht(ds)
ハーヴィー・ワース(ドラムス)
Ibrahim…
2007年9月27日。
僕は数多くのミュージシャンを見聴きしますが、フェイバリットアーティストは?と聞かれれば一も二もなくパットメセニーです。
「パットメセニーグループ」が一番好きですが、グループ以外でメセニーが絡むプロジェクト、バンドのライブがあればまず行きます。
そんなわけで、パットメセニー& ブラッドメルドー のライブ。
NHKホールにて。
パットメセニー(G)
ブラッドメルドー(P)
ラリーグレナディア(B)
ジェフバラード(Ds)
さて、去年から2枚のCDを出して今年は世界を回っていざ日本公演。
前半3曲ほどメセニーとメルドーのデュオ。
その後はカルテットでの演奏。
アンコール2回。
一言で感想を言えば、過去見てきたメセニーのライブと比較して「中」か「中の上」って所でしょうか(それでも会場全体スタンディングオベーション)。
メセニー。
もう今に始まった事ではないですが、やはり現代最高峰のギタリストでありコンポーザーの一人であると改めて実感。
とにかく今日のライブに関してはメセニーがいたから救われた感じ。相変わらず曲によって色々な自分の色を出す。ギターを取っ替え引っ替え持ち替えて八面六臂の大活躍。ソロもツボを押さえてきて、必ず「イク」。この「イク」がないと観客も気持ちよくありません。
ブラッドメルドー。
mixiなんかのコミュニティ上ではなかなか不評が多かったりするけどどうなんでしょう。
決してヘタではない(当たり前やけど)、上手いんだけれども内向的な感じというか、華もないし、ソロもハジけないし、「イク」こともありません。
こっちとしてはハジけてほしいけど、メセニーもそれは恐らく求めていないでしょう。
ハジけるのならハービーハンコックとでもやってりゃいいわけですから。
かと言ってキースジャレットの域にまでは行ってないのだなぁ。
バッキングしてるメセニーとか、ともするとドラムのジェフバラードの方に目が行ってしまいます。
ラリーグレナディア。
ベースに関しては僕はなんとも上手く評価できません。
ビャンビャン弾きまくるベーシストが好きですし、やっぱり黒人さんのベーシストが好きですけど、そういうタイプの人ではありません。ソロもほとんどなし。まさに縁の下の力持ち。
ジェフバラード。… 全文を表示
2007年9月29日。
–Chick Corea Rendezvous in Tokyo- Trio with John Pattitucci and Antonio Sanchez Live at BlueNote Tokyo
Chick Corea(p)
チック・コリア(ピアノ)
John Pattitucci(b)
ジョン・パティトゥッチ(ベース)
Antonio Sanchez(ds)
アントニオ・サンチェス(ドラムス)
チックコリアのライヴをブルーノートで見るのは初。
昔ボブバーグやゲイリーノヴァックと来たときにオーチャードホールに見に行って以来、通算でも二度目だ。
実はチックのアルバムこそピアニストの中では一番持っているくらいなのになぜかライヴは行ってない。… 全文を表示
2007年6月24日。
Larry Coryell Trio Live at Blue Note Tokyo
Larry Coryell(g)
ラリー・コリエル(ギター)
Mark Egan(b)
マーク・イーガン(ベース)
Paul Wertico(ds)
ポール・ワーティコ(ドラムス)
マンハッタンジャズクインテット、ミシェルカミロトリオなどなど見たいアーティストに挟まれていたのに敢えてこの公演に行ったのは、なんと言ってもドラマー ポールワーティコが見たかったから。
僕の好きなパットメセニーグループの元ドラマーで、数々の名作名演に付き添って来たドラマー。
しかし、グループを出た後はなかなか日本には来てくれず、ましてブルーノートには今回初登場。
次にいつ来てくれるやもしれないので、これはやはり見るべきである!という事で他のライブを諦めてでも行きました。
それはベースのマークイーガンも同じで、彼も元メセニーグループ。
さて、念願かなってポールのドラミングを間近で見ることができましたが、本当に個性の塊の様なドラミング。 全文を表示
白人ドラマー特有の教科書通りのテクニカルなドラミングと違い、悪く言えば雑な、良く言えばかなり「感覚」で音楽に合わせて叩くドラム。「感じながら」叩いている。
本当に音の隙間までが「流れて」いる。
だから唯一無二で、誰も真似出来ない個性的なドラマーなのです。
アントニオサンチェスしかり、よくぞメセニーはこの人を発掘したよなぁ。…
2007年6月1日。
Roy Haynes Quartet Live at BlueNote Tokyo
Roy Haynes(ds)
ロイ・ヘインズ(ドラムス)
Jaleel Shaw(sax)
ジャリール・ショウ(サックス)
Martin Bejerano(p)
マーティン・ベヘラーノ(ピアノ)
David Wong(b)
デヴィッド・ウォン(ベース)
ロイ・ヘインズ。
ドラマー。81歳。芸歴65年。。。
一緒に行った知人とも言うていたのだが、凄い。
本当にロイヘインズは凄い人だ。
もうそれ以外に形容する言葉がない、変に形容しようとすると逆に陳腐な言葉になる。
こんな元気な81歳。信じられない。
我々が見たライブも1時間半以上のライブ。
それを1日2回。
ステージまで車椅子だったオスカーピーターソンとは違い、当然徒歩。
確かに、彼のドラミングに賛否あるかもしれない。… 全文を表示
いろんなスタジオのいろんなドラムを叩いてきましたが、
「今までで一番いい音、いい鳴りがしたドラムは?」
となると、
『高校の時、名古屋のサタケドラムショップにて盆と正月に恒例で開催されていた「ドラムセット試打会」に行って叩いたスティーブスミス仕様のドラム』
と答えます。
試打会の前に名古屋のボトムラインで、スティーブスミスのライブがあり、そのドラムをサタケさんが引き受けていたらしい。
そしてライブ後にそのままの仕様で試打会に運んできたというのであります。
果たしてあのドラムの音色や感触は、今でも忘れられませぬ。
メッチャメチャいい音と鳴りとチューニングでした。
高校の時から何度もバディリッチメモリアルスカラシップコンサートのスティーブスミスとマービン“スミティ”スミスのドラム合戦の映像を見てきましたが、遂にスティーブスミスその人がブルーノートにやってきてくれました。
Mike Mainieri & STEPS AHEAD Live at Blue Note Tokyo。
Mike Mainieri(vib) 全文を表示
マイク・マイニエリ(ヴィブラフォン)
Bill Evans(sax)
ビル・エヴァンス(サックス)
Bryan…
2007年4月29日、昭和の日。
Milton Nascimento Live at Blue Note Tokyo。
Milton Nascimento(vo)
ミルトン・ナシメント(ヴォーカル)
Kiko Continentino(p)
キコ・コンティネンティーノ(ピアノ)
Wilson Lopes(g)
ウィルソン・ロペス(ギター)
Gastao Villeroy(b)
ガスタオ・ヴィレロイ(アコースティック・ベース)
Lincoln Cheib(ds)
リンカーン・チーブ(ドラムス)
ブラジル音楽界の至宝。
ブラジルの国民的スター(らしい)。ヴォーカリスト。
僕がミルトンを好きになったのは、高校の時だったかにWOWOWで放送されていたモントリオールジャズフェスのライブ映像を見て。 全文を表示
なんとも言えないメロディーラインに惹かれていった。
なんとも言えない声。
上手いとか下手を超えている声。…
2007年3月31日。
Mike Stern Band Live at BlueNote Tokyo。
全員が一国一城の主のバンドである。
Mike Stern(g)
マイク・スターン(ギター)
Makoto Ozone(p,org)
小曽根真(ピアノ、オルガン)
Chris Minh Doky(b)
クリス・ミン・ド-キー(ベース)
Dave Weckl(ds)
デイヴ・ウェックル(ドラムス)
スターンバンドだけなら、「いつもの感じ」の演奏になることは分かっており、この年度末のクソ忙しい中のライブは回避していた可能性大なのだが、なにしろ「オゾネと演奏してみたい」というスターンたっての希望により実現した特別編成バンドゆえ、果たしてどうなるかという期待大で見逃すわけにはいくまい。
3月21日春分の日は通常休みなのだが、ウチの会社は突然その日を普通に出勤の日、今年は31日が土曜なので、臨時休業日とする(2~4月の土曜は毎週出勤日)と発表。
残務も心配ではあったけど、この日程変更はこのライブに「行け!」ということでしょうと判断し、1度きりかもしれないこのメンツのライブに参戦することに決定。
3番目の入場、でも最前列をキープ出来、1mもない距離でいつものようにスターン氏が演奏してくれました。
のちほど起こるサプライズの時も各ミュージシャンが目の前で大変でした(特にトロンボーン)。
さて見る前のポイントとしては 全文を表示
・普段ピアノ/キーボード奏者を入れないスターンバンドに小曽根さんが入ることでどうなるか?…
2007年3月25日。
INCOGNITO Live at BlueNote Tokyo
タワーオブパワーのすぐあとにインコが来るなどというブッキングをブルーノートもようやるわ!と当初突っ込みを入れていたが、逆に言えば1週間でこの2つを見られるというのも幸せ、贅沢なことである。
私服か!という感じの服装でボーカル隊以外が登場。
リーダーのブルーイは日本兵みたいな服。
このあたりは御大マッコイタイナーのようにスーツで演奏して演奏後にバーで葉巻をくよらす…といった雰囲気とはまったく違う様相を呈するブルーノートである。
新旧織り混ぜた選曲で途中からはオールスタンディングでノリノリ状態。
タワーはゴリゴリコリコリのファンクだが、こちらは毎度おなじみインコ流ファンクでこれまた気持ちがいい。
なんというかインコグニート独特のあのコード進行がたまらなくカッコエエです。
「STILL A FRIEND OF MINE」や「DON’T YOU WORRY ‘BOUT A THING」、「EVERYDAY」といった昔の名曲もアレンジが施されてこれまたかっこいい。
新作アルバムもそうだがブルーイのアレンジ能力高し。
聴きたかった「コリブリ」をアンコールでやってくれて大満足。 全文を表示
この曲でインドネシア出身の女の子が入って歌う。
彼らはインドネシアのJava JAZZ Festivalに出てから日本に来たので、そこでブルーイが引っ張ってきたのだろうか。
「お試し期間中」という感じであった。…
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