幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
ブルーノート東京に、海外からアーティストが来てくれて、食事しながら演奏が聴けるってことが、どんだけ素晴らしいことだったのかと、そう思う今日この頃である。
(ブルーノート系列のライブハウスやビルボードライブなども当然含む)
個人的にはあの場所こそ必ず存続して欲しいけれど、当分ムリな気が…
いわゆるRockのライブハウスに比べれば、ブルーノートやコットンクラブやビルボードライブは天井も高く、かなり広い空間だけれどもそれでも混雑した日にはかなり密集・密接度も高いのでそういう意味でまず厳しい。
自粛要請が功を奏して日本が大丈夫だったとしても、世界各国からアーティストたちがちゃんと来てくれるのか、という意味でも厳しい。
東日本大震災の時は、福島のことがあり、震災から数ヶ月はなかなか海外のアーティストが来づらい状況だったけれど、その間も日本のアーティストが来日キャンセルの穴を埋めたり、気概あるアーティストはそれでも海外から飛んできてくれたものだった。
(震災当日にライブのあったタワーオブパワーは、予定通り最後までライブを行なってくれた)
今回はそうもいかないだろう。
今後のスケジュールは軒並みキャンセル(延期)になっていて、どれだけ内部留保があるか知らんけど、傍目から見ても危機的状況。
スタッフさんたちも大変だ。
上手く再開出来た時には常連さんはじめ、多くの人が押しかけそうな気がする。
(それはそれで第二波が心配だが)
ぼくもあの場所で再び音楽を浴びることが出来た日には、そのアーティストが誰であれ、感涙するんじゃないかと思う。
ニューヨークのジャズクラブも当然閉店状態。
必ずやまたニューヨークへ行ってジャズクラブ巡りの出来るがくることを祈る。
みーーんなが頑張って耐え忍んで、またあの場所で音楽を浴びたい🎶
ついにこの日が来てしまったか、、、という感じである。
マッコイが亡くなってしまった。
当ブログにおいて、マッコイのライブをレポートできたのはただの1回しかない。
Live鑑賞 〜 McCoy Tyner Trio Live at BlueNote Tokyo 2007
13年前のこの1回がぼくがマッコイを最後に見た日となってしまった。
ただ、ブログにこそ書けていないがぼくが上京してからこの2007年頃まで、ブルーノート東京で毎年のように見たアーティストがマッコイとマイクスターンだ。
1995年、旧ブルーノート東京時代から2010年手前くらいまでこの2人のライブはかかさず見てきた。
とりわけフュージョンサイドがスターンなら、マッコイはドジャズ、モダンジャズであり、ブルーノート東京のライブが見たくて大学を東京にして上京してきたと言っても過言ではない自分にとって、マッコイタイナーのピアノを目の前(そう、当時は朝一から並んで一番前に座れた。鍵盤まで1mもない距離でマッコイのピアノを毎年堪能した)で見て、マッコイ独特のいい香りの香水の匂いが立ちこめると「ニューヨークのジャズクラブの空気ってこんな感じなんだろう」と勝手に想像したものだ。
2000年くらいまでのマッコイのライブは、それはそれは絶好調で、例のあの流れるような爽快感のあるピアノが気持ち良すぎた。
必ず1曲目はマッコイ節全開の、トップスピードの曲をやってくれたから、もうそれだけで猛烈なカタルシスに襲われたものだ。
この頃までは旧店舗でも新店舗に移動してからも、終演後しばらくするとマッコイは出て来て、バーカウンターでお酒を飲みながら葉巻をくわえている姿が見られ、それはそれはかっこよかった。
ザ・ジャズマンであった。
これほどの偉大なピアニストでありながら、ほんとにポツンと一人でお酒と葉巻を嗜んでいたから、声をかけると気さくにサインにも握手にも応じてくれた。
そんな感じでぼくにとってもブルーノート東京初期を彩ってくれたアーティストである。
もちろん毎年見に行っていたのは、マッコイの豪快で鍵盤を舞うようなピアノが好きだったからだ。 全文を表示
中2くらいからすでに聴いていたと思う。
まずは、コルトレーンの1963年ニューポートジャズフェスでの「マイフェイバリットシングス」。
これは何度聴いたか分からない、いわゆる黄金カルテットのエルビンジョーンズじゃなくてドラムがロイヘインズバージョンなのだが、この時ばかりはロイのドラムがハマっている。そして御大コルトレーンの壮絶なソロがもちろん聴き物なのだがそれの露払い役としてのマッコイのピアノソロがまた良いのである。
ピアノトリオでのアルバム「Reaching…
2020年2月16日。2nd Show。
Live鑑賞 ~ CAMERON GRAVES Live at BlueNote Tokyo 2020
CAMERON GRAVES Live at BlueNote Tokyo 2020
The EXP Series #35
キャメロン・グレイヴス
Cameron Graves(p,key) 全文を表示
キャメロン・グレイヴス
(ピアノ、キーボード)
Colin Cook(g)
コリン・クック(ギター)…
恐らく今頃、世界中のパットメセニーグループファンが、’80〜2000年過ぎくらいまでのメセニーグループの楽曲を聴きまくっているのではないだろうか。
突然の訃報。
聞いた時、絶句してしまった…
Noted Jazz Keyboardist Lyle Mays Dies at 66
パット・メセニー・グループで活躍 ジャズ・ピアニストのライル・メイズ死去
いつの日か、またメセニーと共に演奏するライルを見れることを期待していただけに、いや、メセニーと一緒でなくてもライル単体でもぜひ聴いてみたいアーティストだっただけに、本当に残念でならない。
もうすぐ発売されるメセニーの最新アルバムがどのようなものなんかはまだ未知数だが、往年のファンであれば、ここ10年くらいのメセニーサウンドに何かが欠けている、、、と誰もが感じているはずである。
それはどうしたってライルのピアノ/キーボードであった。
メセニーグループ以外の活動があまり知られていないというか、どういう事情かは分からないが実際に他のミュージシャンと交流したり、来日したりすることがなかったから、メセニーのファン以外の人たちからはほとんど知られていないと言ってもいいだろう。
けれど、この人ほど過小評価されているアーティストはいないのではないか(決してメセニーのファンは過小評価してないけど)。
とにかく難解すぎるメセニーの楽曲(というか、自身の楽曲でもあるけれど)をいとも簡単に弾きこなすだけでなく、大空へ飛翔するような気持ち良いソロを毎度取れるのはこの人しかいない(時にはメセニー以上のソロを取る)。
さらにそれは誰かのマネでもない。どっから切り取っても一発でライルメイズと分かるピアノ/キーボード。
聴いてるともうむちゃくちゃ気持ちいいったらありゃしない。
思えば、最初にメセニーグループの音に出逢ったのは、姉が持っていたアルバム「Letter from home」のカセットテープ(!)だったが、ラジカセから1曲目「Have you heard」の1音が出た時に、部屋の空気が変わり、中学生の多感な時期のぼくに衝撃を与えた。 全文を表示
その衝撃の1音こそライルのピアノだった。
そこからの長い長いお付き合い。
高校の頃、受験勉強中、大学に入ってサークルで、その後の人生、自身の結婚式でも「Better…
2019年10月2日。2nd Show。
Live鑑賞 ~ Omar Sosa & Yilian Cañizares ‘AGUAS Quartet’ Live at BlueNote Tokyo 2019
Omar Sosa & Yilian Cañizares ‘AGUAS Quartet’ Live at BlueNote Tokyo 2019
オマール・ソーサ &… 全文を表示
2019年9月6日。2nd Show。
Michel Camilo with BIG BAND Live at BlueNote Tokyo 2019
Michel Camilo with BIG BAND Live at BlueNote Tokyo 2019
ミシェル・カミロ with ビッグバンド
Michel Camilo(p) 全文を表示
ミシェル・カミロ(ピアノ)
Ricky Rodriguez(b)…
2019年8月30日。
立川談春 35周年記念公演 ~玉響-tamayura~ 第四夜 ゲスト aiko at シアターコクーン
立川談春 35周年記念公演 ~玉響-tamayura~ 第四夜 ゲスト aiko at シアターコクーン
立川談春
ゲスト aiko
<Set List>
落語「紙入れ」 談春
~婀娜っぽいおはなし~ 談春&aiko
ライブ … 全文を表示
2019年8月23日。2nd Show。
矢野顕子トリオ featuring ウィル・リー & クリス・パーカー Live at BlueNote Tokyo 2019
Akiko Yano Trio featuring Will Lee & Chris Parker Live at BlueNote Tokyo 2019
矢野顕子トリオ 全文を表示
featuring ウィル・リー &…
2019年7月7日。2nd Show。
Lauren Desberg Live at BlueNote Tokyo 2019
Lauren Desberg Live at BlueNote Tokyo 2019
ローレン・デスバーグ
Lauren Desberg(vo) 全文を表示
ローレン・デスバーグ(ヴォーカル)
Lucas Pino(sax)
ルーカス・ピノ(サックス)
Mathis Picard(p)
マティス・ピカード(ピアノ)
Aaron Liao(b)
アーロン・リャオ(ベース)
Jonathan…
2019年6月7日。
Live鑑賞 〜 KIRINJI PREMIUM 2019 at Billboard Live TOKYO
出演:KIRINJI
堀込高樹(vo/gt)
田村玄一(pedal steel/steel pan/vo)
楠均(dr/per/vo)
千ヶ崎学(bass/vo)
弓木英梨乃(vo/gt/vl)
Support Musicians:
矢野博康(per/manipulator)
渡辺シュンスケ(key/cho)
<セットリスト> 全文を表示
01.ペーパープレーン
02.時間がない
03.Soft focus
04.ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ [セルジュ・ゲンスブール]
05.いつも可愛い…
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