ビートたけしさんという人が歌を唄うということを、若い世代の人は知らない人も多いんじゃないかと思う。
先日聞いたら20代後半の子でも知らなかった。
僕は「歌手 ビートたけし」ってとても魅力的だと思っている。
決して上手い、とかではなくてどちらかというとヘタウマな感じなんだけれど、
たけしさんの歌声って誰が聴いても一発で分かるし、なんとも心に響いてくるんですよね。
ビヴラートのかかった歌声がまたたまらない。
だから本当はもっと唄ってほしかったなと思うし、今でも唄って欲しい。
そんなたけしさんの楽曲って、どうしても半ばバカにされるような形で
「OKマリアンヌ」とか
「抱いた腰がチャッチャッチャッ」とかがフューチャーされがちだけれど、
何と言っても僕は知られざる名曲として「たかをくくろうか」を挙げたい。
この曲、作曲が坂本龍一さん
そして、作詞が谷川俊太郎さんである。
さらに、当時演奏をYMOがやったという話も。
ゆったりした3拍子でね。
この曲、さすが谷川さんの詞というべきか、今聴いても心に染みるエエ歌。エエ曲なんですよね。
それに加えて壮絶な人生を送って来たたけしさんの歌声で「たかをくくろうか」と言われたらたまらない。
こういう「曲、詞、歌」って今はなくなりつつある気がしてなりません。
『きれいな歌が聞きたいな
世の中ってこんなところだよ
人間ってこんな生き物さ
たかをくくろうか』
今のたけしさんにこそ「たかをくくろうか」を唄って欲しいんだけれどなぁ。
当時、ビートたけしのオールナイトニッポンのエンディングでも使われていたそうです。
オールナイトニッポン終わりの27時にこの曲聞いたら泣けてきそうだ。
僕は永遠に遺る名曲だと思っています。
2013年11月3日。
Kenny Garrett Quintet Live at Cotton Club
Kenny Garrett Quintet
ケニー・ギャレット・クインテット
Kenny Garrett(sax)
ケニー・ギャレット(サックス)
Vernell Brown(p)
ヴァーネル・ブラウン(ピアノ)
Corcoran Holt(b)
コーコラン・ホルト(ベース)
McClenty Hunter(ds)
マクレンティ・ハンター(ドラムス)
Rudolph Bird(per)
ルドルフ・バード(パーカッション)
よく見ている気がするのだが、調べた限り前回は2009年のチックコリア〜ジョンマクラフリンの双頭バンド以来、ケニー個人名義では2007年2月以来とあるから6年ぶりである。
それにしても休日ということもあってか、有名なミュージシャンとしてはケニーしか来てないのによくお客さんが入っていたなぁ。
僕の中で「このミュージシャンのライブはハズレなし、手を抜かない」という人が何人かいるけれど、ケニーギャレットはまさにそのうちの1人。… 全文を表示
2013年10月13日。
Patti Austin “The Real Me (Jazz, R&B and Soul)” Live at BlueNote Tokyo
Patti Austin “The Real Me (Jazz, R&B and Soul)” 全文を表示
パティ・オースティン
“The Real Me (Jazz, R&B and…
ウェインショーター80歳。先日の日本公演でもダニーロペレス〜ジョンパティトゥッチ〜ブライアンブレイドの気鋭たちを向こうに回して凄いインプロを聴かせていたというから驚く。
このシアターオーブでの公演は残念ながら見に行く事が出来なかったが、今でもブルーノート東京旧店舗時代のウエインショーターグループのライブは自分の中で強烈な印象に残っているライブの一つ。
その点から考えれば、ショーターグループ名義のライブは見逃してはいけないライブなのかもしれない。
そういった意味では渡辺貞夫さんも、老いてますます盛んといっては失礼だが、今年80になったのに、今まで以上に精力的に活動されている。
今年だけでも、全国の小さなジャズクラブからブルーノート、コットンクラブといった大きなクラブ、そしてホール/日比谷野音に至るまでライブを精力的に行い、かと思えばNYのブルーノートでも6月にライブ。さらにはブラジルでレコーディングと、凄いエネルギー。
先日の東京JAZZにも来日したレジェンド、リーコニッツといい、サックス奏者は元気!ということか。
かと思えばシダーウォルトンやマルグリューミラーのようないぶし銀ピアニストの死も続いていて、これは惜しい。
最近、ベースのトムケネディのアルバム「Just Play」が愛聴盤なのだが、これに収録されているシダー作曲の「ボリビア」は聴いているとなんだか泣けてくる。
8月末に池上本門寺で行われたSlow Music Slow LIVE ’13は、こちらも所用で行けなかったのだが「今の時代」を痛切に感じたこととしては、運営側のFacebookの活用。
かなりの頻度で更新してくれていて、行く人にはいろいろと事前情報を手に入れられるし、行こうかどうしようか迷う人には行きたいなぁと思わせてくれる。
みやげとか会場グッズ/食べ物の紹介も良いと思うし、驚くべきはほぼステージと同時進行でセットリストを公開してくれていたこと。
ステージフォトも更新してくれていたから、行けなかった人には状況がつぶさに見れてとても有難かった。
アットホームな、まったりした夏のライブだからこその感もあるが、とても上手くWebを活用したライブの形だったと思う。
サマーソニックのメタリカは、8/10の幕張でのライブの模様をさっそく配信してくれていて、聴いたけれど、相変わらずのパワフルじじぃぶり(失礼!)には感心する。
私が高校生時代に演奏していたような曲を今でもやったりして客のニーズにちゃんと応えている。
2013年9月8日。
Count Basie Orchestra featuring Butch Miles Live at BlueNote Tokyo
THE LEGENDARY COUNT BASIE ORCHESTRA
featuring BUTCH MILES
ザ・レジェンダリー・カウント・ベイシー・オーケストラ
featuring ブッチ・マイルス
Doug Miller(tsax,director) 全文を表示
ダグ・ミラー(テナー・サックス、ディレクター)
Butch Miles(ds)
ブッチ・マイルス(ドラムス)
Scotty Barnhart(tp)…
2013年8月30日。
Mike Stern Band Live at BlueNote Tokyo 2013
Mike Stern(g)
マイク・スターン(ギター)
Makoto Ozone(Hammond B3, p)
小曽根真(ハモンドB3、ピアノ)
Dave Weckl(ds)
デイヴ・ウェックル(ドラムス)
Tom Kennedy(b)
トム・ケネディ(ベース)
<セットリスト> 全文を表示
1. coupe de ville
2. KT…
2013年8月11日。
WORLD HAPPINESS 2013 at 夢の島公園陸上競技場
ワールドハピネス 2013 at 夢の島公園陸上競技場
<出演者> 全文を表示
高橋幸宏 / 矢野顕子 / 大貫妙子 / ヒカシュー / Controversial Spark(Incl.鈴木慶一) / 清水ミチコ / 奥田民生 / TOWA TEI / GREAT3…
約1年前、2人組のチュールというユニットの解散ライブを見に行ったわけであるが、2人の最後のシングルは「その瞳、意味深」。
先日、部屋のCDを整理していたら、そのCDもあったわけであるが、よくよく見るとジャケット写真は

なんと、今をときめく「あまちゃん」女優、能年玲奈さんであった。
去年は、なにげなく手に取っていたCDだったのに、1年経ると「おぉ〜〜っ!」てなるもんですな。
それほどに能年氏が成長したということ。
1年経って日本の朝の顔。人気者になるとはね。
チュールは残念だったが、ある意味このCDも今後の能年さんの活躍次第では貴重になっていくのかも。
2013年6月9日。
FUJITSU CONCORD JAZZ FESTIVAL 2013 “Jazz At The Philharmonic” Tribute to Norman Granz at BlueNote Tokyo
富士通コンコード・ジャズ・フェスティバル 2013 東京公演
“ジャズ・アット・ザ・フィルハーモニック” ノーマン・グランツに捧ぐ
■Trumpet Workshop 全文を表示
Randy Brecker(tp)
ランディ・ブレッカー(トランペット)
Terell Stafford(tp)
テレル・スタッフォード(トランペット)…
最近のコメント