幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
ボ・ディドリー逝去。
ロックンロールの生みの親の一人とされる。
僕がこの人を知ったのは、バンドブームの頃で高校生くらいだったか。
当時好きだったバンドはいくつもあるが、その一つに「ボ・ガンボス」というバンドがあった。
そこまで大ヒットはなかったけれど、演奏力と曲の完成度の高さでなかなか人気はあった。
このボ・ガンボスの「ボ」こそが「ボ・ディドリー」から付けられたものであり、
のちに彼らはボ・ディドリーとの共演も果たし、CDも出している。
ローザ・ルクセンブルグ、ボ・ガンボスというバンドを作った希有なアーティスト「どんと」氏は、
2000年に38歳の若さで沖縄で永眠。
未だにどんと氏は語り継がれ、僕の中でも強烈な印象を残しているアーティストの一人だ。
その「どんと」氏が敬愛するアーティストがディドリーであった。
1955年から第一線でやっているのだから、あらゆるロッカーが少なからず影響を受けているであろうミュージシャン、ボ・ディドリー。
数年前にブルーノートにも来たっけな。見ておけば。。。の思いもある。
今頃天国で多くのミュージシャンとセッションしてるであろう。
合掌!!
2008年5月22日。
aiko Live Like Pop Vol.11 at NHKホール
☆セットリスト
01. You & Me both 全文を表示
02. 二人
03. 花火
04. 横顔
05. 星電話
06. 恋道
07. ウミウサギ
08. 桃色
09. 秘密…
サザンが活動を休止宣言した。
まぁ今までも、KAMAKURA以後結構なスパンで休んだり、
桑田佳祐名義での活動期間も長かったりはするけれど、ここまで正式な形では初めてのようである。
かくいう僕も熱烈なサザンファンというわけではないのだが、
やはり何枚かアルバムは持っているし、桑田氏は凄い!と常々思っている。
かの明石家さんまさんですら、「あなたが思う天才は?」の質問に「桑田佳祐」と答えるほどである。
桑田さんが自分の楽曲に関してどう思っているのかは定かではないけど、
僕はいわゆる「いとしのエリー」だとか「TSUNAMI」いう甘い歌を否定するものではないし、
それはそれで好きなのだけれど、実は桑田さんの、というかサザンの本当に凄い楽曲は別にあると思う。
シングルでいうなら「女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ)」なんかは1989年作とは思えぬくらい今聞いてもかっこいいし、
「メリージェーンと琢磨仁」も独特、アルバム「KAMAKURA」の中の楽曲はどれも良いが、中でも「顔」などの変拍子リズム/歌詞などは強烈で、こういった曲達こそが、もっと評価されてもよいのではないか…と思ったりするのである。
また、いつの日かサザンは聞けるし、人類滅亡の日までサザンの曲は売られ続けるでしょう。
最近で言うなら、桑田さん名義の「ダーリン」も好きやなぁ。
本牧埠頭で泣いてWalking~。
別に横浜にそこまで馴染みがあるわけでもないのに歌ってると泣けてきます。
タワーレコードで試聴をいろいろしていたら、久々にぶっ飛んだ。
フュージョン系の音楽が好きな人には有名だったのかもしれないが、すいません、僕は知りませんでした。
Sam Kininger(サム・キニンジャー)というSax奏者の「Anthem」というアルバム。
これはヤバい。
Funk Fusion作品。
正直、参加しているメンツも僕は知らなかった人ばかりだが、全員ゲロテク奏者ばかりではないのか。
とにかくキメの多いフレーズを高速で演奏する。恐ろしいファンク作品。
ちまたではメシオパーカーの後継者と言われているそうだ。
びっくりしたのは、ニッキーグラスピーという女性ドラマー。
正直、この人の事も知らなくて、22 歳ながら今やビヨンセのツアードラマーらしく、パワフルでゲロテク。
ちょっとこれは生で演奏を見てみたい。
この子はビヨンセのツアーリハの都合で、数曲しか参加していないのだが、圧巻は表題曲の「Anthem」。
リハを終えてスタジオに着いたのが23時過ぎ。スタジオに到着するや否や、
ボストンバッグから冷えたウオッカをグイッとラッパ飲みして皆で回し飲みしたあと、
リハなしで録音したのがこの曲らしい。
それで、この高速曲のこの完成度はなんだ?!
要注目の人達である
本日キリンジニューアルバム「7」発売。
先週の週刊文春。
好きな評論家の一人である宮崎哲弥氏の連載「仏頂面日記」の冒頭「キリンジ、ご存知ですか?」の小見出しのあと、キリンジについて書いておられた。
有名人で「キリンジが好きだ」という話を初めて聞いた。
宮崎さんほど、本当に幅広くあらゆる分野をカバーして評論出来る人はそうそういないと常日頃から感心しているのだが(ものっっっすごい読書量だそうだ)、まさかキリンジ好きとは。
キリンジの堀込兄弟も相当な読書家だそうで、まぁ確かにそうでないとあれほどの歌詞は出てこんわなぁ。
「千年紀末に降る雪は」「雨は毛布のように」「地を這う者に翼はいらぬ」「あの世で罰を受けるほど」「朝焼けは雨のきざし」
曲の題名がそのまま本のタイトルのようだ。
2008年3月16日。
Omar Sosa Afreecanos Quartet Live at BlueNoteTokyo
Omar Sosa(p, fender rhodes, electronics,vo) 全文を表示
オマール・ソーサ(ピアノ、フェンダーローズ、エレクトロニックス、ヴォーカル)
Mola Sylla (vo, m’bira, xalam, kongoman)
モラ・シラ(ヴォーカル、エンビラ、 ハラム、コンゴマン)
Childo Tomas(b, kalimba, vo)
チルド・トマス(ベース、カリンバ、ヴォーカル)
Baba Sissoko(talking ds,…
2008年1月29日。
Peabo Bryson Live at BlueNote Tokyo
Peabo Bryson (vo) 全文を表示
ピーボ・ブライソン(ヴォーカル)
Diana Dentino(key)
ダイアナ・デンティーノ(キーボード)
Dave Iwataki(key)
デイヴ・イワタキ(キーボード)
Michael Hoskin(sax,per)
マイケル・ホスキン(サックス、パーカッション)
Derek Scott(g)
デレク・スコット(ギター)
Dbase(music director, b, vo)
ディーベース(ミュージック・ディレクター、ベース、ヴォーカル)
Kemmerin Blalark(ds)…
2008年1月23日。
Bobby McFerrin Live at すみだトリフォニーホール
ボビーマクファーリン。
グラミー賞10回受賞。
4オクターブの声域を持ち、しかも超高音から超低音まで自由自在に行き来する。
日本ではビールのCMにも使われている「Don’t worry be happy」の作曲者でもある。
もう彼を形容する言葉さえない。もの凄い才人である。
ただのヴォーカリストの範疇は超えている。
なんでもかんでも歌えてしまう。
自分の体を使ってベースもパーカッションもやってしまう。
ピアノ、サックス、ベース。。超一流の楽器奏者達と今まで幾度となく VS「声」で渡りあってきている。
それこそ日本では「ボイスパーカッション」などと言って以前は富士ゼロックスのCMなんかもあったりしたけど、ボビーマクファーリンを知ってる身としては、それが小さく見えてしまう。
「ハモネプ」なんかも流行ったりしたけど、大袈裟でなくマジであの5人分くらいを一人でやれてしまう。
そして、それが「音楽」としてしっかり成立している上に「音楽って楽しいもんなんだ」と再認識させてくれる。
会場の客全員や、適当にピックアップした個人と歌い合ったりするのであるが、音痴な人がいても関係なし。
全て「音楽」に変えてしまうのである。
風貌は、ただのレゲエの黒人。
地声は低いが美しいファルセット。ベース音から主旋律まで見事に行き来させる。
例えばこんな感じです。
さぁ、そんなボビーが今回はオーケストラに指揮もするという。
指揮をするってことは、噂には聞いていたが、今日は完全にクラシック専用ホールで新日本フィルの指揮をするのだ。
曲目は…… 全文を表示
2008年1月8日。
Hank Jones Trio Live at BlueNote Tokyo。
Hank Jones(p)
ハンク・ジョーンズ(ピアノ)
David Finck(b)
デヴィット・フィンク(ベース)
Jerome Jennings(ds)
ジェローム・ジェニングス(ドラムス)
ハンク・ジョーンズ。
今年で90歳。Jazzの生き証人。
高校の時からプロとして活動していたというから、芸歴70余年。
もはや人間世界遺産である。
だって日本なら90歳になるおじいちゃんがアメリカ行くってなったら身内でなくても心配するでしょう。
ところがこのハンクおじいちゃんは、はるばる日本に来て、4日間、1日2ステージ、計3時間強ピアノを演奏し、今日でブルーノートのステージが終わったと思いきや、金曜には、すみだトリフォニーホールでソロコンサートもやるという…。
超人である。
それでいて本人は「僕はまだまだピアノが上手くなりたい」とおっしゃる。
「僕は120歳まで生きるつもりだから、まだまだ上手くなれる時間があるだろう?」とも。
この所ジャズの巨星達が次々と他界していくこともあり「今見ておかなくては」の気持ちがあるからか、客の入りは平日だがなかなか上々。
さてライブであるが。。。 全文を表示
もうなんなんでしょう。本当に「よいライブ」というか、感動もあるのだが皆拍手に尊敬、畏敬の念が込められている。…
ジャズピアノの巨匠オスカーピーターソンが亡くなった。。。
アートブレイキーが僕をJazzの世界に導いてくれた人なら、オスカーピーターソンはジャズピアノの楽しさを教えてくれた人であり、ドラマー以外のジャズミュージシャンの中では最初に好きになった人ではなかろうか。
とにかくピアノの88鍵をダイナミックに弾きこなす壮絶なテクニックもさることながら、なにより陽気に、楽しそうに音楽をやる人であった(その裏では自分もバンドも相当な練習をしたようで、ライブ後、すぐにメンバーを集めて練習したというエピソードもある)。
恐らくピーターソンを知らなくても、どこかの料理屋や喫茶店なんかで流れてくるJazzの中でピーターソンのピアノの音を聞いたことがない人はいないんじゃないだろうか、という人だ。
去年はクリスマスにJBが逝き、今年は23日にオスカーピーターソンが逝ってしまった。
今年はマイケルブレッカーの死も衝撃だったが、オスカーピーターソンは死が近いと分かっていたとはいえ、やはり残念でならない。
でも、
ピーターソンの音楽は絶対に残っていきますからね。
人類が滅亡する日までレコード屋の店頭には並んでいることでしょう。
ピーターソンは「プリーズリクエスト」や「カナダ組曲」、まぁ枚挙に暇がないほど有名盤があって、どれも愛聴してますが、僕的にはやはり’90年にNYのブルーノートでライブ録音され、グラミー賞にも輝いた「ライブアットブルーノート」が好きです。もともと4枚分割して発売されましたが、今は1セットで発売になってます。
この時のブルーノートライブは、ピーターソンの多少陰りは見えつつもそれでも早弾きは堪能出来るし、円熟味の味わい、ライブの楽しさも加わって、丁度バランスの取れた作品だと思うのです。
サイドメンがレイブラウンとハーブエリスなので言うことなし。
ピーターソン、今頃天国でレイブラウンと再会して演奏してるんやろうなぁ……合掌ありがとう。
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