幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
先週、ひさびさにブルーノートへ。
Mike Stern Band Live at BlueNote Tokyo
Mike Stern(g)
マイク・スターン(ギター)
Randy Brecker(tp)
ランディ・ブレッカー(トランペット)
Dave Weckl(ds)
デイヴ・ウェックル(ドラムス)
Chris Minh Doky(b)
クリス・ミン・ドーキー(ベース)
振り返れば、いつもスターンは来てくれていた。
僕が東京に来た18歳の頃から、毎年のようにブルーノートに来てくれたし、毎年のように見に行っていた。
そして今回も。。。
いつもの「ギター少年」マイクスターンがそこにいてくれた。
それだけで、今の僕にはもうOKだった。
スターンは、ともするとマンネリなのだけれど、まさに「いいとものタモさん状態」で、
周りのメンツを上手く変化させることによりマンネリをなくす術に長けている。
時には、デニチェンとリンカーンゴーインズのリズム隊。
時には、デニチェンとアンソニージャクソンのリズム隊。
時には、デニチェンとリチャードボナのリズム隊。
そして、今回の様にウェックルとクリスミンドーキーのリズム隊。
去年は、小曽根真さんをゲストに迎えたし、そして今年はランディブレッカーである。
ランディ。ソロの時にはグラサンをかけたり、相変わらずお茶目である。
ウェックル。恐らく8分くらいの力しか出してない感じがして、
ちょっとお疲れ気味の雰囲気もあるが、それでも十分すぎる相変わらずのテクニックである。
やる曲もほとんどいつものスターンバンドの「落ち着きのない」メロディーな曲ばかりだ。
でもそれが良い。
しかし、アンコールはランディに敬意を表してか「サムスカンクファンク」であった。
もちろん、往年のブレッカーブラザーズのスピード感、メカニカルさはない。
でも。
ランディがこの曲でソロを取るだけで、僕は泣けてきてしまった。
やはり、去年亡くなったマイケルブレッカーを思い出すのである。
マイケルがいたら。。。
もうそんな事を考えるだけで、駄目だなぁ。涙腺緩むわ。
スターン、またいつもの笑顔で来年も来てほしい。
コメントを残す