幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
15日。
キリンジのツアー最終日。
渋谷公会堂こと現在はCCレモンホールにて。
2階席。
周りは立って聞くこともなく。。。
相も変わらずキリンジのライブはエンターテイメント性のかけらもない。
トークもゆるい。
全く知らない人には到底おすすめ出来ないライブ。
でも。
でも。。。
超満員の聞きにきている人全員が満足する。
その曲に。その歌詞に。
バンドも毎度のことながら抜群に上手い。
良質、上質なポップス。
今宵の客も立っている人、いない人関わらず満足していた。
あの拍手は満足の拍手だ。
そして…
僕は…
数多くのライブを見てきたけれど、今までも、もしかしたら今後もこんなライブの聞き方はもうしないんじゃないかっていうくらい、ずっと泣いていた。
先日のaikoのライブの時は「キョウモハレ」で泣いてしまった…という感じだったが、
今回のキリンジのライブは一曲目の「家路」からもう我慢できなかった。
だから半分ボーっとしていたので、もう1回見たいくらいだ。
涙をこらえるから鼻がダラダラ出ていた。
でも涙も出てきた。
別段、キリンジの歌詞はお涙頂戴ソングではない。
でも、ツボにハマると泣けてきて仕方ない。
2月にさんざん聞いた「家路」
「雨をみくびるな」
「朝焼けは雨のきざし」
「もしもの時は」
「この部屋に住む人へ」
「愛のcoda」
「エイリアンズ」
「悪玉」
「太陽とヴィーナス」
「イカロスの末裔」
「千年紀末に降る雪は」
「今日も誰かの誕生日」
などなど…
もうどの曲を聞いても泣いていた(周りの人もヘンに思ったんではないやろうか。お陰で今日は会社の人にも「目腫れてますよ。」とか「げっそりしてますよ」とか言われた。)。
君の暖炉の火を守る人はいない…「千年紀末に降る雪は」
捨て身の奴に負けはしない、俺には守るべきものがあるんだ…「悪玉」
不様な塗り絵の様な人生が花びらに染まっていたあの夏…「愛のcoda」
堕ちる術なら皆んな心得てる…「イカロスの末裔」
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