幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
約1年前、2人組のチュールというユニットの解散ライブを見に行ったわけであるが、2人の最後のシングルは「その瞳、意味深」。
先日、部屋のCDを整理していたら、そのCDもあったわけであるが、よくよく見るとジャケット写真は
なんと、今をときめく「あまちゃん」女優、能年玲奈さんであった。
去年は、なにげなく手に取っていたCDだったのに、1年経ると「おぉ〜〜っ!」てなるもんですな。
それほどに能年氏が成長したということ。
1年経って日本の朝の顔。人気者になるとはね。
チュールは残念だったが、ある意味このCDも今後の能年さんの活躍次第では貴重になっていくのかも。
まったくの余談的な話を一つ。
さかなさかなさかな〜〜魚を食べると〜〜
あたまあたまあたま〜〜頭が良くなる〜〜
一時、日本でもなかなか流行った「おさかな天国」のフレーズである。
今、私が趣味でやっているバンド。
もう加入してから数年ほど経つだろうか。
つい先日、メンバーと話をしていて、初めて知ったこと。
なんと、この「おさかな天国」の元ネタは、ウチのバンドのボーカルの女子のお父様だというのだ。
もちろん、今Wikipedia等で調べても、彼女のお父様の名前が出てくるわけではない。
この曲は、もともと香川漁連に勤めていたダジャレ好きのお父様が作詞作曲し、高松あたりの鮮魚売り場で流していた。
それを聞いた全漁連の人が「いいね!」となって、あらためてちゃんとした(?)曲として完成、「おさかな天国」として世に出して、まさかの大ヒットとなった、というわけである。
このあたりの経緯は、四国新聞『「おさかな天国」育ての親は県魚連』に詳しい。
(というか、ここに出てくる松田部長がお父様である)
まぁ、野暮な話ではあるが、お父様にはこれだけ大ヒットしても一銭も入ってこないという話ではあるが、恐らくこういった話は他にもあるのかもしれないね。
ダジャレ好きの素敵なお父様。
香川に行くと、「いとしのエビ〜」とか「タコの海岸物語」とか、相変わらずお父様企画のダジャレ魚グッズがいっぱいあるようで、これからも色々開発して頂きたいところだ。
きゃりーぱみゅぱみゅ関連の楽曲を聴いていて、あらためて中田ヤスタカ氏に感服する。
先日発売された「インベーダーインベーダー」も過去もきゃりー楽曲に負けず劣らず、一発で耳に入ってくる。
この曲、テレビ等のメディアから流れ出たものを流し聞きでも印象深いのであるが、是非ヘッドフォンを付けて音量を上げて聴いて頂きたい。
かなり色々な音が鳴っている。
その“後ろでなっている音”も含めて、中田氏天才なり、を思わせてくれる楽曲なのである。
さ〜らに、男の人がなんでこんな歌詞書けるわけ??と。
一歩間違えると、僕らが子供の頃の「ひらけ!ポンキッキ」の楽曲のようなのであるが、一歩間違えないところで子供向けとも言えず、大人向けとも言えない、まさに「きゃりーぱみゅぱみゅの世界観」が創られている。
もともとPerfumeの世界観から好きだったのであるが、きゃりーさんの世界観もしっかりと別物として構築されているのもとても面白い。
この世界観をさらにしっかり味わうためには、Liveなんだろうな。
エルダーとして活動していたキルギス出身のまだ20代の新進気鋭ピアニスト、名前を本名に戻してエルダージャンギロフ名義の新作「Breakthrough」。
1曲目からノックアウトされる。
こういうピアニストを聴くと、いよいよJazz以外の様々な世界の音楽を聴いてきた人間が、楽曲や奏法にそれらをミックスさせてきたことがよく分かる。
まだそんな弾き方あったんかい!みたいな奏法も垣間見える。そして超速弾き。
黒人のような粗さはないけどね。
この「Breakthrough」の1曲目「Point of View Redux」はyoutubeにもアップされているのであるが、高速の7拍子に始まり、途中から高速4ビートに移行する様は、実に痛快壮快。
そしてベースのアルマンド・ゴラ。そんなマフラーして暑くないんかい!
川口千里、ドラマーである。
なんと1月8日に16歳になったばかりである。
高校生である。
Drummer Worldっていうドラムのサイトがあるんだけども、トップドラマーばかりを紹介するこのサイトで扱われている日本人はこの子と神保彰さんの2人だけである。
し、か、も、
どういうわけか我が故郷、三重県四日市市在住とのこと。
いったいどこに住んでてどこで練習してどこの高校行ってんだ
我が母校だったりして。。。
さて、16歳の誕生日となる1月8日にデビューアルバムを発売した彼女。
さっそく試聴したが、普通に聴いたらとても15、6歳には思えない。
普通に上手い。
そりゃあ16歳の子に“味”を求めてもイカンからそれはまだまだこれから人生歩んでいくうちに出てくるでしょう。
このデビューアルバムも
安部潤(key)、小野塚晃(key)、包国充(ts)、川崎哲平(el-b)、グスターボ・アナクレート(as)、黒田晃年(elg)、菰口雄矢(elg)、櫻井哲夫(el-b)、菅沼孝三(ds)、田中晋吾(el-b)、寺内茂(tp)、西脇辰弥(key&per)、ブライアン・ブロンバーグ(el-b)、増崎孝司(elg)、松木隆裕(tp)、水野正敏(el-b)、矢堀孝一(elg)、山田智之(per)、山本恭司(elg)、吉田俊之(tb)
とそうそうたるメンツと共演していて凄いね。
これから世界の強豪とも会っていってもっと凄腕ドラマーになって欲しい。
いやそれこそ上原ひろみさんと共演出来るくらいになって、ワールドツアーに出られれば面白い。
学校の合間を縫って東京や大阪でもライブをやってるようなので、どこかで一度ライブを見てみたいものである。
あまり有名人を生まない三重県(特に四日市近辺)だけども、最近だと西野カナだったりMs.OOJAだったり少しずつ出てきつつあるのか???
あけましておめでとうございます
今年も当ブログをよろしゅうお願いもうしあげます。
今回の紅白、もう完璧に今日イチの出来は「ヨイトマケの唄」。
美輪さん渾身の黒尽くめ。
圧倒的であった。
あの迫力はちょっと他の人に出せん。
その昔、民放連の仕事をしたことがあり、放送禁止の歌として何度も目にしていた歌なので、「土方」という言葉も含めてNHKがOKしたのも画期的。
演出は、後ろにサイドに階段に。。。と映像を映し出せるようにしていて、それによって奥行きも出せるし、場面転換は殆どいらんし、大道具作成費用も減るという一石何鳥にもなる様式。
Perfumeに至っては衣装にまでリンクさせてた。
スタッフの若返りを図ったというが、まぁそれなりに功を奏したでしょう。
途中のディズニーコーナー。
普段から特段ディズニーファンでもないだけに、
チップとデールが出てきたときに“グリとグラ”と言ってしまった私。。。
今年の僕の大きなトピックとしては、
小学一年からの畏友の多大な協力を得て、この音楽ブログを移行開設できたことです。
別に「滝/ラーメン/旅」などを集めたブログも来年にはしっかり開設したいと思っておりまする。
そして、今年の音楽的トピックとして私自身大きなものはやはり
「キリンジの実質的な解散発表」です。
こちらは来春の弟脱退の日までしっかりと追いたいと思います。
さて今年の個人的音楽MVPを。
ライブMVP
文句なし。
7月。退院の次の日に敢えて行ったザヴィヌルシンジケートトリビュートバンド
THE SYNDICATEのブルーノートライブ。
全く期待していなかったけれど、そして客も少なかったけれど、
そういう時こそとんでもないライブがある典型。
12月16日に見たナベサダさんのライブももちろん良かったけれど、
こちらは期待値以上とはならず、さすがにナベサダさんの年齢もあるからか「まとまってる」印象。
それに引き換えTHE SYNDICATEは
演奏がどこに行くか分からん危うさ(少なくとも客にはそう見える)が、
これまたドラマー パコセリーの危ういドラミングと相まって総合的にMVPライブとなりました。
MVPドラミングは、 そんなワケなのでパコセリー。
ドラミングが黒人ドラマー特有で粗いのなんの。
しかもアフリカ系。
それがムチャクチャかっこいい。
あとは、彼が奏でたカリンバは本当に魅力的でした。… 全文を表示
今年はきゃりーぱみゅぱみゅさんもエラく売れたが、
「つけまつける」といい「ファッションモンスター」といい新曲の「キミに100 パーセント」といい、さすが中田ヤスタカ氏という楽曲揃いである。
Perfumeもそうだが、中田氏プロデュースなら息長く活躍できそう。
ファッションモンスタ〜〜〜〜って一発で耳に入ってくるもんね。
僕はももクロのコトはほとんど知らないし、分からないのだが、比較的僕の周りにはAKBよりもももくろ好きの方が多い。
とにかくこの前のミュージックステーション年末スペシャルなんかを見てても、
クチパク無しで汗水垂らしてヘタでもとにかく一生懸命歌ってるのは印象的である。
彼女たちの「労働讃歌」の詞
労働のプライドを今こそ歌おうぜ!
全員で叫べば勝てるかもしれないぜ!
ドンペリ開けてるセレブじゃねえんだぜ!
こちとら働いてなんぼだ労働 For You!
労働組合かっ!っていう感じだが、突き刺さってくる歌詞だと思いきや、
なんとこの歌大槻ケンヂ師匠の詩なのであった。
う〜むいかにも。。。
(ちなみに私の学生時代の卒業論文は「大槻ケンヂ氏の詩の世界に関する論考」である)
さすがにAKBはオーケンさんの詩は歌えないわ。
(もちろんアレはアレで秋元さんの歌詞でいいと思うけど)
くるりの名曲「ばらの花」
この曲はもちろんメロも名曲なのだが、その歌詞も名曲(迷曲)たらしめている由縁だ。
この歌詞の意味が分からない、ということで「ばらの花 歌詞 意味」なんかでググると確かにいくつも検索がヒットする。
みんながそれぞれの解釈で「ばらの花」を味わっている。
で、ご他聞に漏れず僕もこの歌詞の意味はずっと今ひとつ分からなかった。
僕はくるりのファンではないので、
くるりファンにとって/この曲を研究してきた人にとっては何を今更感があるかもしれないが、
先日ある出来事がきっかけで僕は「この曲ってこういう解釈もできるんじゃないか」ということを思いついたのでここに記しておきたいと思う。
あらためてまずは「ばらの花」を復習しておく。
歌詞を載せると著作権上のアレがややこしいので、ここを参照してください。
大体の感覚からすると、恋人同士の関係を歌ったものと解釈できるけど、矛盾する/分からない箇所がいくつもある。
雨降りの朝で君に会えない⇒なのにホッとしている
しかも雨降りの朝なのに旅に出ようと言っている。
「安心なぼくら」の意味 「安心」の指すところとは
君が見てるから暗がりを走るけど、君もぼくもいない
最終バス乗り過ごしてもう君に会えない⇒なんで?「最終バス」の指すものとは
あんなに近づいたのに遠くなっていくの意味するところは
だけどこんなに胸が痛む⇒朝は会えなくてホッとしていたのに、胸が痛いとは?
ジンジャーエールの謎
と、まぁ書いてみると恋人同士の事ではなく、
片思いの相手を歌ったのか?とも考えられなくもないけど、
だったら「僕らお互い弱虫すぎて」とか矛盾する箇所も出てくる。
とにかく謎だし、たくさんの解釈が出来るからこその名曲なんでしょうが、僕のあらたな解釈はというと。。。
ちょっとしたエピソードがきっかけなのでした。
実は先日仕事場に行った時に、ある人が休んでらっしゃった。… 全文を表示
その昔、TOKYO FMで「大江千里のLive Depot」という番組があり、時折半蔵門にあるTokyo FMまで木曜日の生放送を見に行っていた。
番組は、千里さんが司会で毎週1組アーティストを迎え、生でライブを披露。
1時間番組で、30分強はそのアーティストにライブをやってもらい、さらに毎週1曲、千里さんとそのアーティストのセッションタイムもあった。
無料観覧できたこともあり、気軽に見に行っていたのだが、
この番組のおかげで知ることになったアーティスト/曲や、
川村結花さんに至っては“知った”どころかその後ライブにも行くようになったわけなので影響は大きい番組だった。
約6年くらい続いた番組だったが、2007年に惜しまれつつ終了。
実際のところなぜ終わったのか今でも分からないけれど、一つには「大江千里さんが本気になったから」だと思っている。
何に?
ジャズピアニストになることに。である。
最終回で千里さんが言っていたことは「ニューヨークにジャズの勉強をしに行きます」。
そして、本当に飛んで行った。
この番組を見に行っていて、常々感じていたのが千里さんの即興能力の凄さ。
毎週毎週、まぁそれはそれは多種多様なアーティストがやってくる中で、そのアーティストに合わせて相手の土俵と自分の土俵を行き来しつつ曲をこなしていく様は、単純にスゴいと思っていた。
だから番組が終わってしまうのはとっても残念だったが、ジャズを勉強しに本場に行く千里さんを快く見送る気持ちだった。
そんな千里さんがニューヨークでの4年半を経て、遂にジャズピアニストとなって帰ってきた。
現地ではジャズレジェンドのジュニアマンスなんかのプライベートレッスンなんかも受けたという。
東京Jazzにも出、この10月はいきなりブルーノート名古屋、ブルーノート東京でもデビューする。
正直、どんな感じなのかは、まだ試聴すら出来ておらず語れない。
(っていうか、タワレコ新宿店さん、試聴させてくれよん。試聴は100歩譲ってムリでもせめてジャズコーナーに置いてあげてほしい。)
なにはともあれ、それまでのキャリアを取っ払い、
「人生は一度しかない。やらなければ後悔すると思った。」という50歳を越しての新たな千里さんのチャレンジに大いに期待
なにげにこれはショックです。
ミシェルカミロの歴代トリオの中では、アンソニージャクソン(B)〜オラシオ“エルネグロ”ヘルナンデス(Ds)が最強だと思っていますが、2人とも忙しい身。
特にアンソニーが使えない時、カミロ先生はチャールズフローレスを起用していましたし、
チャールズ〜オラシオとか、チャールズ〜クリフアーモンドのリズム隊も好きでした。
なんというか、アンソニーとは違った意味でチャールズは安定していました。
カミロ先生との相性も良かったように思います。
そしてなにより楽しそうに演奏していたのをよく覚えています。
ミシェルカミロのアルバムの中でもライブ盤の「Live at BlueNote」は傑作で、ここでカミロとオラシオの猛爆コンビを支えているのがチャールズフローレス。
41歳の若さ。咽頭ガンとのこと。
早すぎる死が惜しまれる。。。
合掌素晴らしい演奏をありがとう
ミシェルカミロのライブ盤。オラシオ・ヘルナンデスのドラムが強烈。それを支えるのがチャールズ・フローレスのベース。
Live at the Blue Note
最近のコメント