幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
去年見たライブの中で、裏MVPとも言えるのが碑文谷にあるAPIA40における数々のアーティストたち。
アメトーーク流に言うならば、APIA芸人と言ってもいいほど、
出てくるアーティスト出てくるアーティストが「トンでいる」。
そして、まだまだこんなにも表現者たちがいるのか。。。と去年驚かされたものである。
元スターリンの音楽界の重鎮、遠藤ミチロウ氏を筆頭に、友川かずき氏、矢野絢子氏なども出演者に名を列ね、
最近では竹原ピストル氏がAPIAアーティストの売れ筋だろう。
僕が去年見た中では、遠藤ミチロウ氏のパフォーマンスもスゴかったが、
小池慎司氏、そしてホームページすらなく、普段はフツーに仕事をしていてライブのために長野からやってくるというザ・トランジスタラジオにはたまげた。
小池さんには、その詩の世界と暗いながらもなにげにカッコいい曲にたまげ、
ザ・トランジスタラジオは、ハッキリ言って演奏は上手くないんだけれどもヘタウマというか、あまりにもそれ以外のパフォーマンスが強烈すぎて(そしてそれを徹頭徹尾やり切る)演奏などどうでもよくなってしまう存在感にやられてしまった。
ともすると、このライブハウスは’60年代の全共闘っぽい雰囲気を醸してもおかしくないのだが、違うんだなぁ〜コレが。
そういう雰囲気を漂わせている人がいなくはないけれど、見ているとどうも違う。
あくまでもそこには21世紀型の表現者たちの空気がある。
これはライブ遭遇者にしか分からない。
さて、そんなAPIAアーティストの一翼を担うのが、我がバンド仲間の哲っちゃんこと哲史氏である。
彼は2ヶ月に一度のペースでAPIAに出ている。
横にはジャンベを叩く、私生活でも相棒である青花(はるか)さんを引き連れて。
実際には、青花氏もAPIAアーティストとして哲っちゃんとは別の月に出演しており、
青花氏の横にはサポートとして哲っちゃんがいるので、2人とも毎月APIAに出ているという、筋金入りのAPIA芸人になりつつある。
2012年9月29日。
そんな哲っちゃんのライブを10ヶ月ぶりに見に行った。
バンド仲間だから、とかそんな贔屓目なしに哲っちゃんはいい曲を書く。
(実際、バンドでやっている曲と哲っちゃんがギター一本&ジャンベで奏でる曲は雲泥の差である)
この日も初めて聞く曲を3曲聞いたが、あらためてそう思った。
もちろん本人は普段はフツーに仕事しているし(恐らく殆どのAPIAアーティストたちは普段フツーに仕事をしている筈だ)、
「プロになってやるぜ!!」みたいなそういうのじゃないんだけれど、こちとら純粋に「カラオケに哲っちゃんの曲入ってくれへんかな」と思うほどである。
この日は、他に小林薫(俳優ではない)、青木マリというお二方が出ておられたが、
相変わらずのAPIAアーティストぶりを発揮されていた。
小林氏、「僕の半分はすでに腐ってる〜〜 残りの半分でここに今、立ってる〜〜」
という極めてAPIA的なギター1本、汗水垂らして弾きまくり歌いまくり系アーティスト。
青木氏、こちらもギター1本弾き語り。
お子様もいらっしゃるという、普段は恐らく専業主婦なんじゃないかと思うが、恐ろしいくらい歌が上手いし、ギターも上手い。
どうなってんだ。
あと一つ。
APIAはメシが美味い
あと、ライブハウスにありがちなワンドリンク制なんだが、ソフトドリンクに至ってはライブ中フリードリンクというありがたさも特筆もの。
コメントを残す