JOY SOUND f1 やってみた

カラオケはジョイサウンド派です。


なぜかというとひとえに楽曲数の多さゆえ。
そしてキリンジの充実度ゆえ。


そのジョイサウンドが新機種であるJOY SOUND f1を出したということで、
さっそく試しました。


正直、前機種のJOY SOUND CROSSO(クロッソ)は色んな意味で使い勝手が悪く、
僕はだいたいカラオケ屋に行っても、敢えてその前の機種であるHyper Joy WAVEを指定しておりました。
なので、新機種発表は期待大であります。


で、結論から言うと、かなり良くなったです。
以下、各観点より。


全国採点機能
Hyper Joy と CROSSOでムラのありすぎた採点機能が改善されている。
Hyper Joy で出過ぎる点数、CROSSOで出過ぎない点数の中間くらいで中和されている。
また、CROSSOでは採点結果表示の通信速度が遅過ぎたが早くなった。
今まで全国1~3位までの人の名前と店舗名しか出なかったが、自分が何位であろうとその前後の人も含めて採点が見られるようになった。


楽器と接続できる
試してないけれど、ラインがあるので楽器とともに歌ったりできるみたい。
ハウったりせんのかいな。


ついにウガと合体
カラオケのメーカーと言えば、DAM、Joy、そしてウガくらいになったけれど、
ついにウガとJoyが合体。
ウガに入っていた曲がほぼ全てf1に移行。
とんでもない楽曲数になっている。


背景が選べる
これはウガにあった機能だが、それの強力版。
歌う歌の背景が選べる。
自然(滝とかもある)、動物、夜景などのベタなものから、
グラビア、18禁なんてのも。
18禁って言っても、AV女優が脱ぐ程度だが。
(とはいえ、ヘアーまでは出ている)
あと面白い所では、各都道府県の名所背景なんてのもある。
「三重県」の背景で歌えたりするワケだ。
あるいは「名古屋はええよ!やっとかめ」を「愛知県」を背景に歌うということが出来る。


リモコン
今までは親機1台と子機、というのが一般的だったが、全部親機になり、それぞれ細かな情報が見られるようになった。
全般的にリモコンの使い勝手も向上。


以下、個人的に好みのアーティストに関して(敬称略)。


ま、aikoやミスチルみたいにどのメーカーのどの機種でも全曲入ってるようなアーティストは別として、マイナー(?)なところでは。。。


・キリンジ…とにかくウガと合体したことによって、膨大な曲数になった。遂にJoyで「つよがり魂」や「ハピネス」や「まぶしがりや」を歌えるようになった感慨は大きい。


・矢野顕子…これもウガと合体したのが大きい。曲数増大。


・キン肉マン…これもウガから大量移行。地味に良い曲であるリキシマンのテーマや、ロビンマスク、ウォーズマン、アシュラマン、プラネットマン、などなどなどなど殆どの超人の曲が入り、子供時代に聴いていた人間としては嬉しい限りだ。
欲を言えば、背景も各超人にして欲しいところだ。


・米米クラブ…ウガになぜか大量に入っていたソーリーミュージック(要するに米米の得意とするふざけた楽曲)が全部Joyに移行。誰が歌うねん。


・聖飢魔Ⅱ…これはウガと合体してもあまり変化はないけれど、THE OUTER MISSONが入ったのは嬉しいところ。


・タワーオブパワー…「WHAT IS HIP?」や「Soul Vaccination」とか誰が歌いこなせるのだろう。こうなったら「Squib Cakes」や「SOUL WITH A CAPITAL“S”」も入れて欲しい。


ちなみに、なにげに尾崎紀代彦氏の「また逢う日まで」を初めて歌ってみたけれど、
歌うとなかなか気持ちがいいですね。
僕の場合はほぼ地声でいける。


さて、とにもかくにもJoy Sound f1は僕的にはかなりいいです。
まだまだ導入店は少ないけれど、拡大していってるみたいなので、早く広がって欲しいところ。
恐らく、ですが音質も上がっているはずなので、導入するだけでなく、音響設備も整えて、画面も液晶にして。。。とカラオケ店には頑張って欲しいところです。

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャン幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]

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