Live鑑賞 〜 Omar Sosa Afro-Electric Quintet Live at BlueNote Tokyo 2010

2010年8月4日。

OMAR SOSA AFRO-ELECTRIC QUINTET
オマール・ソーサ・アフロ-エレクトリック・クインテット

Omar Sosa(p,Fender Rhodes,electronics,vo)
オマール・ソーサ(ピアノ、フェンダー・ローズ、エレクトロニクス、ヴォーカル)
Peter Apfelbaum(sax,fl,per)
ペーター・アプフェルバウム(サックス、フルート、パーカッション)
Joo Kraus(tp,electronics)
ジョー・クラウス(トランペット、エレクトロニクス)
Childo Tomas(b,kalimba,vo)
チルド・トマス(ベース、カリンバ、ヴォーカル)
Marque Gilmore(ds,electronics)
マーキー・ギルモア(ドラムス、エレクトロニクス)



オマールソーサは、ある種パットメセニーに匹敵すると言っても過言ではない、希有なるアーティストだと思う。
この人の存在がまだまだ知られていないのは、
好みの差こそあれ、残念。

もちろん、メセニーに比べれば「聴きやすさ」に違いがあるが…

自分の楽曲を、毎年手を替え品を替え、よくぞここまで昇華させ、
変幻自在に表現してくるよなぁ、と感心する。

年中ライブをやってるのに、どこで人材を発掘し、
練習しているのか、不思議でならない。
恐るべしキューバ人。

今回は、サックスとトランペットを入れた編成。
この2人も、メセニーグループでいう所の「なんでも屋」のように、
それぞれの楽器以外の様々な楽器を演奏する。

サックスのペーター・アプフェルバウムは、
テナーがメインであるが、ソプラノ、そしてそれ以外の
竹で出来たような見た事もないアルトの楽器など吹き倒す!
テナーとソプラノ同時吹きも披露した。
お前はローランドカークか!!

ドラムのマーキーギルモアは、粗い叩き方をするが、
実はこういうのが一番怖い。
パッション一発で叩かれるからだ。
ヤツらの自然のリズム感、エネルギー、パッションで叩かれるとどうしようもない。
お前はパコセリーか!!!

一つのライブで、演奏する人数の3倍、いや4倍くらいの楽器の音が飛び交う、壮絶なライブでした。

ビバ!楽器!!

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャン幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]

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