幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
2016年10月7日。2nd Show。
Live鑑賞 〜 INCOGNITO Live at BlueNote Tokyo 2016
INCOGNITO
“IN SEARCH OF BETTER DAYS” Tour 2016
インコグニート
“イン・サーチ・オブ・ベター・デイズ” ツアー2016
Jean-Paul ‘Bluey’ Maunick(g)
ジャン=ポール“ブルーイ”モーニック(ギター)
Chris Ballin(vo)
クリス・バリン(ヴォーカル)
Vanessa Haynes(vo)
ヴァネッサ・ヘインズ(ヴォーカル)
Deborah Bond(vo)
デボラ・ボンド(ヴォーカル)
Tom O’Grady(key)
トム・オグレイディ(キーボード)
Francis Hylton(b)
フランシス・ヒルトン(ベース)
Francesco Mendolia(ds)
フランチェスコ・メンドリア(ドラムス)
Joao Caetano(per)
ジョアン・カエタノ(パーカッション)
Sid Gauld(tp)
シド・ゴウルド(トランペット)
Andy Ross(sax)
アンディ・ロス(サックス)
Stafford Hunter(tb)
スタッフォード・ハンター(トロンボーン)
Francisco Sales(g)
フランシスコ・サレス(ギター)
<Set List>
1.Echoes of Utopia
2.Labour Of Love
3.Talkin’ Loud
4.I see the sun
5.Living against the river
6.Just say nothing
7.Deep Waters
8.Still a friend of mine
9.Colibri 〜 Bass solo
10.Drum & Percussion solo
11.As long as it’s you
12.AS
13.Don’t you worry ‘bout a thing
個人的には2年ぶりのインコグニート。
なんというか、品質保証。安心して楽しめるライブである。
最新アルバムから数曲演奏しているという点では新しいし、メンバーも数名入れ替わっているのでそれらの点でも新しいとはいえ、基本的に全体のライブの流れは一緒だから安心。
まさに「信頼と実績の!」である。伊達に35年もアシッドジャズ/ジャズファンクの最前線にいない。
サラッと演っているんだけれども、このサラっとが難しいし、このファンキーさやグルーヴィーさはそうそう簡単に出るものではない。
音と音の間の空間こそが大事だからだ。
0コンマ何秒のズレでグルーヴがおかしくなる。
ヴァネッサヘインズ以外の2人のヴォーカルは初見だったが、当たり前だが世界は広いことを痛感させられるほどに上手い。
キーボードのトムオグレイディは初来日だそうだ。また、ホーン隊も2年前と変わっていた。
オーディションも大変だろうな、なんて思ったりするのだが、だとしても新しい人材を入れてグルーヴが損なわれていないのだから恐れ入る。
逆にリズムの締めとなるベースとドラムは2年前と変わらずで、途中のドラム&パーカッションソロはそれを見るだけで来る価値ありであった。
Colibri 〜 Bass solo〜Drum & Percussion soloの流れが最高!
カノウプスドラムにセイビアンのシンバル。
ツインペダルだったり、スネア2台だったり、クラーベが付いていたり、シンバルもスプラッシュからチャイナからかなり装飾系が多く、色彩感あふれるドラミングのフランチェスコメンドリアのドラムである。
メンドリアは帽子をかぶっているところといい、背丈に比べて小さく見えるドラムセットといい、レッチリのチャドスミスのようにも見える。
欲を言えば、あと数曲演奏して欲しかった。
アンコールもなかったし、恒例の「One Love」も少なめ。
以前のライブはもう少し長かった気が。
ともあれダンサブルで、カッコよくて、ファンキーで、グルーヴィーな楽しいライブを見るならば、インコなら品質保証でオススメする。
最新アルバム「IN SEARCH OF BETTER DAYS」
イン・サーチ・オブ・ベター・デイズ
LiveのBlu-ray「Incognito Live in London 35th Anniversary Show」
Incognito Live in London 35th Anniversary Show [Blu-ray] [Import]
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