Live鑑賞 〜 川村結花 Live at 南青山MANDARA

2009年10月3日。

川村結花 Live at 南青山MANDARA


川村さんのファンになってからも随分時が経つ。
川村結花とはシンガーソングライター。

顔が分からなくても、「夜空のムコウ」の作曲者だ、と言えば誰もに理解してもらえる。
「夜空のムコウ」だけでなく、松たか子の「コイシイヒト」やSMAPの「ギョーカイ地獄一度はおいで」なんかもこの人の作品であるし、鈴木雅之、藤井フミヤ、藤木直人、渡辺美里、Skoop On Somebody、最近では中孝介など提供曲は枚挙に暇が無い。
CM曲も数多いので、実は日本人の多くは川村さんの曲を耳にした事がないことはない筈である。


恥ずかしながら今日初めて知ったが、FUNKY MONKEY BABYSの「桜」という曲も共作とはいえ川村さんの曲だそうだ。
なるほど、川村さんが弾き語りをすれば、川村節全開の曲だ。


川村結花「独奏」
MINAMIAOYAMA MANDALA 2009/10/03

01.ひさしぶりのうた (新曲)
02.後半もお楽しみに (新曲)
03.ヒマワリ
04.Travels
05.桜 (ファンキーモンキーベイビーズさん提供曲セルフカヴァー)
06.サヨナラ (カラーボトルさん提供曲セルフカヴァー)
07.君だけが消えない (新曲)
08.バナナ (今日だけver.)
09.遠い星と近くの君
10.わたしがしってる
11. home
12.彼女 (新曲)
13.朝焼けの歌

En
後半もお楽しみに(half ver.)


南青山マンダラ。
学生時代のサークルの卒業ライブ以来である。
ということは11年ぶりか。
行ってみると「そうそう、こんなんやった!」っていう感じ。
あの時と変わってない。
いろいろ思い出してくる。


全曲、一人で川村さん弾き語り。
僕は「夜空のムコウ」にしても「桜」にしても、川村さんの歌う弾き語りバージョンの方が好きだ。
余計なアレンジがなく、歌詞に凄く力が入って聞こえてくる。


3年以上ぶりの川村さんライブ鑑賞である。
というよりも、川村さん自身が人前でライブをやるのが1年ぶり。
ライブアーティストではないからそんなにライブをやってくれないのだ。
でも、弾き語りをすると矢野顕子さんとはまた違った素晴らしい演奏を披露してくれる。
1年ぶりのライブ、しかも東京のみという事で全国から固定ファンが聞きに来ていたようである。
満員のマンダラであった。


1年ぶりで最初は緊張してはるように見受けたが、意味のある歌詞と分かりやすく切ない曲調で、今日も素晴らしい演奏でした。
本編ラストでは「朝焼けの歌」を。
聞いている分には全然ヘンじゃなかったし、むしろメッチャ良かったんやけど、演奏後、「今の演奏では満足できない」という事で、アンコールの予定も変更して急遽もう一回「朝焼けの歌」を、ピアノも含めてノーマイクで歌ってくれました。
このヘンはバンドがないゆえに出来る、ライブハウスならではの醍醐味でした。


新曲もめっちゃ良かったなぁ。
アルバムとかitunesでいいから配信してほしい。
あとはパーカッションなんかとのデュオも見てみたいなぁと思った次第。


キリンジしかり、ギタリストの斉藤誠さんしかり、そして川村さんしかり、メッチャ勝手な事を言えばこのくらいのポジションの人っていいなぁ~って思う。
ライブをやれば満員になるだけの固定ファンがいて、曲を提供したりしてるから収入はそれなりに安定してるやろうし(まして川村さんなんかは「夜空のムコウ」があるからなぁ)…
まぁ隣の芝生なだけで、大変な事いっぱいあるやろうけどね

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャン幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]

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