幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
2009年9月5日土曜。
SADAO WATANABE “INTO TOMORROW”
~25th Anniversary Celebration of SADAO’S CLUB~
渡辺貞夫 『INTO TOMORROW』
Sadao Watanabe(sax, fl)
渡辺 貞夫(サックス、フルート)
Gerald Clayton(p)
ジェラルド・クレイトン(ピアノ)
Ben Williams(b)
ベン・ウィリアムス(ベース)
Johnathan Blake(ds)
ジョナサン・ブレイク(ドラムス)
昨年10月以来のサダオさんブルーノートライブ。今回はカルテット編成でJazz仕様のグループ。
サダオさんの相変わらずのメロディーメイカーぶりを発揮している最新作の作品を中心に、しかしブラジルテイストあり、アフリカンテイストありの楽曲群から、アンコールで演奏したモーニンのようなドJazzの曲まで盛りだくさんの内容。
年配の、古くからのサダオさんファンも多いが若い人もそれなりにいる。
立ち見もいて
本編終了後には、鈴木京香さん、モデルの杏さんらがステージに上がり花束贈呈。
杏さん、デカい。
京香さん、デカいし乳もデカい。
「BUTTERFLY」とか「NOT QUITE A SAMBA」のような、最新作の作品は相変わらずのサダオ節で、いいメロなんよなぁ。
「STUDY IN PIT INN」は新宿ピットインの為に書いた曲。
今宵はピットインのオーナーも来ておりました。
そして「モーニン」。
なんだかもう、サダオさんがやってくれるだけで泣けてきます。
なんやろ?
年とったら、もっと泣けてきそうな気がする。
ダブルアンコールでは、サダオさん一人で吹いてくれました。
無伴奏で楽器を演奏するっちゅうのは、下手な人がやると「聞いてられん!」ってなるけど、上手い人は全くそういう事がありません。
サダオさん、76歳には見えません!!
メッチャ元気。
僕が中学生くらいから容姿が変わってへん…
バンドメンバーがサダオさん曰く「孫みたいな連中」。
確かにその通りでピアノのジェラルド・クレイトンなどは25歳。
サダオさんはこういう新鋭とやることでエネルギーを注入しているような気がする。
自らの語り口をもった、良いピアニストでした。
今はまだ無名だけど、今後伸びていくかも。
ドラムのジョナサンブレイクは33歳。
僕と同い年だが、もっと上に見える(黒いからよく分からん)
デッカい体して、繊細なドラムを叩く。
しかしその繊細さが、白人のソレとは違うのだなぁ。
繊細だけど粗さがあると言いますか…
けっこう好きです。
ただ、まだまだソロは雑なところも…
最終日だったからなのか、ライブ前も後も、サダオさんは出て来てくれて、ジャケットにサインや写真を撮ってくれはったりしました。
店内はサダオさんの“SADAO’S CLUB”25周年を記念した飾りつけがいっぱい。
今宵のカクテルは最新作のアルバム名同様「Into Tomorrow」
幸水梨のシロップとスパークリングワイン。
とにもかくにもサダオさんのライブを見ると「ゴキゲン」になれます。
今年は盟友チャーリーマリアーノが亡くなったりしてますが、まだまだますます元気に今後も吹き続けて、ゴキゲンを我々に浴びさせていただきたい。
ジャズのサダオさんも良いけれど、フュージョンサイド、アフリカンサイドのサダオさんを見てみたい今日このごろです。
コメントを残す