夏フェスの一つのかたち

先週金曜〜日曜(8/29〜31)、今年も池上本門寺において夏の野外フェスの掉尾を飾るが如く
Slow Music Slow Live 2014
が開かれました。
去年、キリンジが出てたからチェックし始めただけで実際には去年も今年も見に行けてないのですが、このフェスなかなかユニークというかこれからの一つのフェスの在り方を示していると思います。


というのも、ネット部隊がちゃんといて、ライブが始まる前から最後の撤収に至るまでTwitterとかFacebook(僕の場合はFacebookで追いかけてました)で随時レポートが入るんですよね。
会場で売られている飲み物、食べ物も美味しそうに伝えてくれる。
驚くべきは、ライブ中ほぼ曲ごとにステージの様子を写真とともに伝えてくれる。
セットリストいらず。
どころか、ライブ中継とはまた一味違う形での世界同時にFacebook上でライブを楽しめる趣き。
あ〜〜今ごろあのアーティストがあの曲を歌っているのだなぁ〜と思いを馳せられる。
特に出演アーティストのファンで、都合で行けなかった人にはかなりありがたい。


このフェス自体は、出演しているアーティスト/フェスの名称を見ても分かるけど、お寺でゆるりと音楽を愉しむ大人のフェス。

Facebookでいいね!をつけておくと、ライブの期間中は大量のお知らせが届いてしまい、ともするとそれが鬱陶しい人もいるかもしれないけれど、そのアーティストに興味がなくても、フェスに興味がなくても「一度行ってみたいなぁ」と思わせる効果促進という意味で僕自身はアリです。
まさに今の時代のソーシャルメディアをしっかり活用しているフェスの一つだと言えます。
来年も注目。

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャン幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]

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