幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
ちょっと前になりますが、パットメセニーの超大作「THE WAY UP」の楽譜を購入。
全254ページで1曲。
CDも1枚で1曲(一応4分割されているけど)という大作で、一昨年のライブではこれを再現してみせた(約60分)んだからパットメセニーグループ恐るべしでしたが、これをよくも楽譜にしてくれた!っていう感じです。
サビの部分の和音進行を知りたくて、耳コピしてもよかったのですが、そこは楽譜があった方がより正確ですのでありがたい。
必要な所はA3でコピーして貼付けて練習だぁ。
和音進行がやっと解けました。
左手でコードを押さえながらメロを弾くと気持ちよし。
でもなかなか和音まではまだ押さえられません。
21日。
aikoの新曲発売のため、タワーレコードへ。
だいたい邦楽は毎週水曜発売。
よってその前日にあたる火曜や水曜のタワー新宿7Fのレジはアホみたいに混む。
ひどい時は20分くらい待たされる時がある(マジで)。
でも新宿のタワーは「他の階のものと一緒に買いたいんですけど」と言えば、他の階にCDを持って移動出来るので(あまりみんなやらないのだなぁ)、それこそ空いているジャズ/クラシックの9Fに行けばやすやすとCDが購入出来るのであります。
そんなわけで、今日もaikoの新曲を手にしたままジャズコーナーをフラフラ物色。
aikoのシングルは1300円ちょいであり、2000円分の音楽ギフト券を持っている僕としては、安価なジャズのCDが一枚欲しい所です。
今日び、ジャズのCDは名盤が1000円程度で買えるので(新作はそんな事はないけど)、さてどれにするかとさんざん練り歩きます。
OZNOY(オズノイ)の新アルバムにも後ろ髪を引かれつつ(1曲目からアントンフィグとキースカーロックのダブルドラムでエグい演奏だ!)、先頃亡くなったマックスローチのアルバムも気になりつつ。
結局、ボビーティモンズとバリトンサックスのペッパーアダムスという渋い所で悩んだ結果、ボビーティモンズの購入に決定。
ボビーティモンズとは、ピアニストで名曲「モーニン」や「ジスヒア」の作曲者ですね。
でもそれよりも僕は「ダットデア」の方がよっぽど名曲だと思っております。
もう亡くなってます。
その彼が、1961年に残した「インパーソン」というライブ盤を見つけたので購入。
彼のピアノトリオバージョンのライブ盤は初めての発見でした。
左の三人、エエ顔やなぁ。
ところで右の黒人さんは若き日のベースのロンカーター。最近はコーヒーのCMに出てますね。
マックスローチが亡くなりました。83歳。
モダンジャズドラミングを築き上げた一人。
僕がまだ東京来て間もない頃でしょうか。
18歳か19歳の時に唯一回、昔の場所にあった頃のブルーノート東京に出演されまして、一人で見に行った記憶があります。
まだあの頃は、スチューデント割引でも早く並べば前に座れた時期で、僕はこのジャズ界の、そしてドラム界の巨星を見ようと一番に並んでドラム前に座りました。
前に座ったおばちゃんが「私がマックスを呼んで、マックス呼んで、ってブルーノートにいっぱい言ったのよ」みたいな事を言っていたなぁ。
マックスのドラムと観客の拍手の掛け合いをする、みたいな所もあって僕はノリノリでマックスとの掛け合いを楽しんでました。
マックスは叩きながらチラチラ僕と目が合ったのもあってか、ステージ後、サインを貰いに行った時に「今日は君がいてくれてよかったよ」みたいな事を言われて感激した記憶があります。
マックスの生のステージを見たのは後にも先にもこの時だけとなりましたが、強烈に印象に残るライブでした。
バディリッチとのドラム合戦を押さえたCD「リッチVSローチ」は、僕が買ったジャズのCDの中でかなり早い時期に手に入れたものの一つです。
今日は、久々にそのアルバムを引っ張ってきて聴くとするか。
哀悼!マックスローチ師匠!
<カルスモ本領発揮>
昨日のテレホンショッキング、カールスモーキー石井さん登場。
いやぁおもしろかった。
石井さんやりたい放題でした。
予定より5分以上はオーバーしていたんと違うやろか。
とにかく、最近テレホンの時間って短くなって、ゲストの個性はさして発揮もされず、ほぼ番宣だけして終わっていく中、昨日の石井さんは登場から最後までずっとカールスモーキー石井ワールドに染めてました。
それが凄いなぁ、と思います。天晴れ。
<Trio Of Doom>
タワーに「キリンジRMX」を買いにいったついでに、色々物色していたら「Trio Of Doom」のCDがあまりにもハマったのでつい衝動買いしてしまいました。
Trio Of Doomとは、1979年の「ハヴァナジャム」という伝説のキューバでのライブで結成されたというスペシャルユニット。
実は僕はこのハヴァナジャムに関しては、言葉は知っていてもあまり中身に関してはウェザーが参加したとかいうレベルでしか知らなかったんやけど、このTrio Of Doomのライブ演奏は壮絶。
なにせ、ジョンマクラフリン(G)~ジャコパストリアス(B)~トニーウイリアムス(Ds)ですからね。
僕はとにかく冒頭のトニーの太鼓(彼のプレイはドラムというより太鼓だ!)から「きたきたきた~!」とヤレれました。
そしてそこから2曲目のDark Princeはヤバい。
動きまくるジャコのベース。ズシンズシン煽るトニー、その上をマクラフリンが這います。
今回この音源を出すにあたってマクラフリンが明かした情報によれば、今まで出てたTrio Of Doomのハヴァナジャムの音源は、あとでスタジオセッションしたものにオーバー・ダブして人工的にライブ音源に仕上げたものだったとのことです。
つまり今までのハヴァナジャムの音源は「偽装ライブ音源」であり、遂に今回、当時の音が28年の時を経て、世に初めて出るというわけです。
まぁこんなかっこいい偽装ならアリでしょう。
それにしてもdoom=運命;凶運, 悲運;破滅, 滅亡, 死
ジャコもトニーも夭折しているだけに、怖いバンド名です。
レンタルビデオは、ツタヤでなく近くにある別の店をよく使いますが、ちょくちょくツタヤも半額レンタルをやるので、そう
いう時はツタヤを覗きます。
なぜか、荻窪のツタヤは音楽系の、特にJAZZのDVDがそれこそ新宿店よりも置いてあり、たいがいは見たのですが、先週行っ
たらさらに新しく入荷してました。
エルビンジョーンズの「ディッファレントドラマー」
昔は「教則ビデオ」的なものとして、一部の、本当に一部の楽器屋くらいしか見あたらなかったビデオがDVD化され、なぜ荻
窪ツタヤに??
誰が借りんねん、と思いつつ速攻借りました。
エルビンは、Jazzのみならずエルビン以前/以後でドラム業界、ドラミングに多大な影響を与えたドラマーです。
たまに猛烈にエルビンのドラムを聞きたくなる時があるけど、若い頃の(少なくとも元気な頃の)映像はなかなか入手出来な
かったので、これはありがたい。
教則ビデオというよりは、エルビンのドラミングに迫る的な内容なので、ドラム技術を磨くビデオではないけれど、
「ハイハットの音は心臓の鼓動だ。常に一定のリズムを奏でる。色で言うと赤。僕にはドラムの音色が色に聞こえる。バスドラは紫、タムタムは緑や黄色、スネアは様々な色彩だ。色んな色が混ざって、様々なリズムとなるんだ。」
みたいなことは、参考にならないようでいて参考になります。
訃報。
マイケルブレッカーが逝ってしまった。。。
Jazz/Fusion系が好きでない人には馴染みのない名前でしょう。
グラミーウィナーになること11回。
とはいえ、日本人アーティストではJ-POPだけでもSMAPや吉田美和のソロアルバム、古内東子などなどに参加しています。
SMAPの「たぶんオーライ」の後ろでサックスソロを吹いているのはブレッカーです。
(ちなみにこの当時のSMAPのアルバムはバックがメチャメチャ強力な布陣です。)
テナーサックスの巨星でした。1発でそれと分かる音色。
大げさでなく、サックスを目指すものにとってチャーリーパーカー、ジョンコルトレーンに続いてフォロワーの多い人であり、壁になる人でした。
今朝訃報を知りました。かなりショックです。57歳。まだまだ一花も二花も咲かせられただろうに…。
骨髄異形性症候群という極めて治りにくい難病に冒されたのが2005年。
以後第一線から退き、闘病していました。
もう復帰はほぼ無理だろうとは思っていましたが、去年NYでのハービーハンコックのライブにゲスト出演したと聞き、少しは活動出来るようになったかと安心していた矢先の訃報。
Jazzジャイアンツが年老いて死んでいくのは目の当たりにしてきましたが、リアルタイムで全盛期を知っているアーティストではなく晩年を見たというアーティストがほとんどで、ブレッカーの様に’70年代のフュージョンブームの頃は知らないにせよ、ストレートジャズからリターンオブザブレッカーブラザーズでのフュージョン演奏など油の乗りきった時代を見てきた人が世を去るのは初めて。
ショックがでかいです。
最初に見たのは高校の時に名古屋ボトムラインかな。
そしてブルーノートでの数々のライブ、河口湖でのライブなどなどライブの思い出も色々あるし、なんだかんだ言って家には彼名義のアルバムのみならず、彼がサイドメンとして参加しているアルバムは枚挙にいとまがありません。
今日はブレッカーのアルバムを聴きまくります。
もういいアルバムが多すぎてなんとも言えませんがやっぱり僕的にブレッカーといって一番にくる曲は「Tales from the Hudson」の1曲目「Slings and Arrows」です。
さらばマイケルブレッカー。
様々なミュージシャンとの丁々発止のやりとりがもう聞けないのは本当に本当に残念だけど、天国でブイブイとブレッカー節を響かせて欲しいです。
クリスマスの夜に逝くとは。
取り立てて熱心なファンではないけれど、地球上の音楽に計り知れない影響を与えた御仁であるに異論はないでしょう。
ファンクの創始者。
ファンクは僕としてはドラムで叩いていて一番気持ちのいいリズム。
JBの動きこそがファンクであり、ソウルであり、グルーヴの塊でした。合掌!
そして付け加えるならばJBの歌う空耳アワーのネタの数々は鉄板ネタとして永遠に残るでしょう。
「I GOT TO GET UP」を「ダン池田」と聞かせる歌い方はJB以外にはできまい。
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