幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
2007年2月7日。
Kenny Garrett Quartet Live at Blue Note Tokyo
僕が一番好きなアルトサックス奏者ではなかろうか。とにかくバリバリ吹きまくる。
マイルスデイビスのバンドにいた当初は、おとなしい感じだったが、マイルス死後は完全にJazzにシフト。
アルトだが、コルトレーンが乗り移ったかの様にブローしまくる。
分かっちゃいたけど最初の30分で1曲、延々超高速4ビートで吹き倒してくれました。
なかなかブルーノートに来るミュージシャンでもイキそうでイケなくて消化不良ソロの人が多い中で、あれだけ吹いてくれれば満足。
ひっさびさにJazzを浴びた感じ。
あんなライブを4日、計8回もやるのが超人技だ。
かと思えばファンク調の曲もやるし、途中ソプラノサックスに持ち替えてピアノとデュオで「赤とんぼ」や「荒城の月」などなどの日本の曲を感動的かつ黒のフィーリングでメロディアスに吹いてくれました。これまた良かった。
彼は日本通で、日本語も上手いのです。
ただ、サインも日本語で「ケニーギャレット」と書いたりするのであんまり有難みがありません。
サポートメンバーは、ベースのナットリーブス以外は知らず、少々心配してましたが、それも杞憂に終わり、ドラムのジャマイアウイリアムスは煽りまくってました。
見方を変えれば煽り過ぎで「うるさい」と言えなくもないですが、僕はあれぐらい煽ってくれるドラムは好きだし、まだ若くてアピールする場と考えればあれぐらいやってもいいでしょう。
縦割りのフレーズが多く、4ビートにしてはちょっと変わったドラミングでした。
開演前僕が着席していると、10月のブルーノートで待っていた時に知り合ったHさんがたまたま偶然やってきました。
このHさんは、メチャメチャ音楽通で、英語とスペイン語を使いこなし、数々のミュージシャンとメル友である御仁。
ジョーザビヌルシンジケートの現ベーシスト、リンレイマルトの応援サイトも立ち上げてらっしゃいます。
この前は米国での楽器ショーNAMMを見に行くためにアナハイムに行ってらっしゃったそうで、日本でもパシフィコ横浜や池袋なんかで楽器ショー的なものはあるようですが、さすがに向こうのそれは規模が違うらしく、そこかしこで有名ミュージシャンがウロウロしているそうです。
聞いてて「ほえ~~」と羨ましかったのは、アランホールズワース(G)とゲイリーハズバンド(Ds)が演奏してたり、オマーハキムはウロウロしてるらしいし、オラシオエルネグロヘルナンデス(Ds)とリッチーフローレス(Per)がセッションしている所へ、アイアートモレイラ、シーラE、つのだ☆ひろなどなどなどのパーカッショニストが参戦してパーカッション10人くらいでの大セッションになっていったり。。。おもしろそうやなぁ。
あ、ちなみにケニーGとは全く別人でございます。
コメントを残す