幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
2007年7月12日。
大江千里のLive Depot。
公開生放送での塩谷哲トリオを観覧しにTOKYO FMへ。
20時から本番スタート。
塩谷哲(P)、井上陽介(B)、山木秀夫(Ds)という日本でもトップクラスの3人。
塩谷さんは、オルケスタデラルスのキーボード奏者であり、シングライクトーキングでも弾きまくり、吉田美奈子、平井堅、岩崎宏美、Misia、矢井田瞳の作編曲やサポートをこなすピアノ/キーボーディスト。
山木さんのドラムに至っては、恐らく日本の各家庭に彼のドラムが入ったアルバムが1枚はあるのではないかという程のお方。
B’z、中島みゆき、今井美樹、藤井フミヤ、美空ひばりなどをサポートする。
最近では佐藤竹善や、井上陽水、Bank Bandのバックでもドラムを叩いていますね。
J-popを支える人達ですが、今日はあくまでJazz。でもあくまで塩谷さんのオリジナルをやるので、Jazzがベースになった塩谷ワールドとでもいいましょうか。
敢えて言うならチックコリアのトリオの様なJazzピアノトリオ。
もの凄く自由にやってる感じなんだけれども、キメはビシッとあって、演奏のダイナミクスが凄い。
そして、毎度思うことやけど、千里さんが凄いなぁって思う。
毎週ありとあらゆるジャンルのミュージシャンが来て、絶対1曲セッションするんやけど、相手の土俵に立って相手に合わせてやる。
今日もアントニオカルロスジョビンの曲を3人とセッション。塩谷さんと互角にやりあう。
さすがに「練習した」って言うてはったけど、大江千里まだまだ健在なりを示す演奏でした。
なにしろ先日ブルーノートでやるようなバンドを無料で、アンコール入れて1時間半見れるので、大変お得感のあるライブでした。
13年ニューヨークを拠点にしてやったきたベースの井上さんも言うてたけど、日本発信のこういうJazzがもっと世界に認められていく時代が来るといいなぁ~というか、来るべきだと思います。
好みの差はあるし黒さやファンキーさはないけど、日本人のやるJazzはそれはそれで独特なので、堂々と誇っていい。
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