Live鑑賞 〜 矢野顕子グループ Live at BlueNote Tokyo 2007

2007年8月18日。


昨年11月以来の矢野顕子グループライヴへ。


Akiko Yano(p,vo)
矢野顕子(ピアノ、ヴォーカル)
Anthony Jackson(b)
アンソニー・ジャクソン(ベース)
Cliff Almond(ds)
クリフ・アーモンド(ドラムス)


結成11年目のトリオであり、どこから切っても世界で唯一無二の矢野さんの音楽世界なので、演奏そのものは申し分なし。


矢野さんは独特の歌い方だし、故に毛嫌いする人もいるかもしれませんが、ピアノの弾き語りを生で聴いた日にはホントに涙が出てきそうになります。
いつもトリオのブルーノートライブの時は、アンコール最初に弾き語りをしてくれるのですが、今日の「釣りに行こう」もよかったなぁ。


矢野ワールドをバンド形式にするのは、大変難しいことだと思います。
でも、アンソニーとクリフという世界を股に掛ける2人にかかれば、二倍三倍以上にワールドが広がって、誰もコピーなど出来ない音楽世界が広がります。


今回ベストだった一曲はくるりの「ばらの花」。
二年前のライヴの時は「こんな凄い詞を書ける人がいるんだ、と思いました。」
という矢野さんのMCからほぼ原曲と同じ感じで演奏されましたが、今回は完全にパワーアップ!
『人の曲、矢野が歌えば矢野の曲』の格言通り、感動的な矢野ヴァージョンのばらの花に変貌していました。
ユニコーンの素晴らしい日々みたいにCD化してくれんかなぁ。


クリフのドラムがフューチャーされる「ほんとだね。」では、多くの観客が気づいてなかったでしょうけど、クリフがウワァ~~っと盛り上げてバンっと終わらないといけない所をクリフがミスって終わりきれず、叩きっ放しの状態に。
さぁ三人が一体どうするか注目してみていると、そこはさすがにプロであり、結成11年目のバンドゆえ、慌てず騒がず矢野さんがまずピアノを弾き出し、アンソニーがそれに音をカブせ、もう一度ウワァ~っと盛り上げて収束させました。
あたかも最初からそういう構成だったかのようでした。さすが!


さてさて今回心配だったのは、この公演からリニューアルされたブルーノートの入場システムについてです。


ここから先はブルーノートに行ったことがある人向けに書きます。
まず15時からの整理券配布が廃止されました。
指定席エリアが3エリアでき、入場も指定席が先。
ただし、今まで通り最前列は自由席なので受付順(つまり並んだ人順)になります。


とにかく前で見たければ最初に並べばいいのには変わらないのですが、今までなら15時に区切りだったし10時には店内のドアが開いて階段で待ってられたものが、ドアが開くのは17時、受付はファーストが17時、セカンドが20時に。要するにその時間まで延々と待たねばならんわけです。


果たして私は様子見も兼ねて今回頑張って待ってみましたよ。
相方が10時過ぎ(クリフ大好きの相方なので気合い入っていた。それでも2番目。でも前の人達がファーストショーだったのでセカンドの一番はゲット)、私が14時から並びだし、延々20時まで待ちました。


本、DS、ipodなどなど暇を持て余すものには事欠かないし、本なら2冊位は十分読める時間もあるし、DSで対戦でもしてればあっという間なので待つのは苦痛ではないんですけども、そうは言っても長丁場でしたね。
イスやらクッションは必需品です。


さすがに矢野さんは並ぶ人数が多いので、今日は特別に14時には中に入らせてもらえましたが、これからはそうはいかなくなるようです。でも、セカンドでも18時過ぎくらいの段階でそんなに人は並んでませんでした。
ドジャズの人の時なら全然早く並ぶ必要はないのではなかろうか、というのが僕の見解。
でもメセニーやタワーオブパワーやインコグニートや、或いは人気のあるようなヴォーカルの人なんかの場合はなかなか大変になってくるかもしれません。
あくまでもかぶり付きで見るなら、の話ですが…。


奇しくも今日はビルボードライブ東京オープンの日。表参道の駅はビルボードライブの広告だらけでした。
これからはいい意味でブルーノートとビルボード、コットンクラブで切磋琢磨してほしいもんです。

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャン幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]

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